自転車での通勤や通学において周囲が暗く、ヒヤッっとする事が多く、自転車用のLEDテールライトをつけた所、自分の周囲を走行する自動車やバイク、自転車が自分の事を見つけ易く、認識しやすくなりヒヤッっとする事が少なくなったと言う方は多いかと思います。
ただ自転車用のテールライトも色々あり、ただ点滅を繰り返すものや、車のテールライトの様にブレーキを踏めばより明るく点灯してブレーキをかけた事をアピールしたり、ハンドルバーやグリップ部分にスイッチを取り付けて右左折時にウインカーを出したりと言った多機能なものまであります。
ただこれは自転車用テールライトは一部はソーラーパネルで自動充電するものもありますが、明るく点灯するものはバッテリーの消費量も多いので必然的に充電が必要となりますので、使い勝手の良い自転車用LEDテールライトとなると電動自転車の様にバッテリー部分だけが取り外せる様になっていたり、スイッチ1つで脱着できる様になっていたりと使い勝手が良い様に考えられています。
そこで今回は走行中の操作も充電もとても使い易く考えられた自転車用LEDテールライト「OTTO」をご紹介致します。
Qiワイヤレス充電対応
まずこの「OTTO」で最初に注目したいのがQiワイヤレス充電に対応している所です。
自転車用LEDライトはどうしても晴れた日にばかり走る訳ではなく雨の日も走りますのでLEDテールライトを防水仕様にするのは当然ですが、充電用コネクタも防水カバーをつける等するか、特殊なマグネットコネクタにしてLEDテールライト内部に雨水が浸入しない様にしないといけません。
そうなるとついついコネクタの防水カバーが甘くはまっていて内部に雨水が侵入して錆びて壊れてしまったり、充電に特殊なマグネットコネクタを使っているばかりに、どこに置いたのか分からなくて充電できなくなったりと言う様なハプニングは付きものです。
ですがQiワイヤレス充電にする事で雨水が浸入して錆びたり壊れたりと言う事はありませんし、Qiワイヤレス充電台も既にQiワイレス充電に対応したスマートフォンを使っていたりすれば充電ケーブルが見つからなくて充電できないと言う様な事もありませんし、この「OTTO」はワイヤレス充電ながらフル充電時間は30分と短いので、朝出かける前に充電を忘れていたなんて時でも余裕で充電が出来てしまいます。
また自転車へ取り付けるベースも特殊な工具等は必要なくゴム1本で巻き付ける様になっていますのですぐに取り外しが可能な他、LEDライトも捻るだけで簡単に脱着できますので、暗闇でも簡単に取付取り外しができますので使い勝手と言う点においては良く考えられています。
加速度センサーによる自動制御
そしてこの「OTTO」には加速度センサー(9軸センサー)が内蔵されており、自転車を動かすと自動点滅を始めますので防犯にも一役買っています。
また走行中は普通に一定間隔で点滅をしているのですが、ブレーキをかけると点滅スピードが早くなりブレーキをかけた事を意図的に周囲に知らせる様になっている他、より強い急ブレーキをかけた時はより早いスピードでLEDを点滅させて周囲に知らせると言う様に、自動的にブレーキ操作によって点滅スピードを変化させる機能を持っています。
オレンジLEDで加減速を伝達
またこの「OTTO」のユニークな機能としては、家族や友人と言ったグループでツーリング等に出かけた時に、加速するよ、減速するよ、と言う様な意思伝達をオレンジLEDの点滅で知らせると言う機能を持っています。
こう言う機能は街中よりも郊外の道路を少し早いスピードでツーリングしたりしている時に車間を取って走っていると後ろを振り向いて速度を上げるよ、落とすよと大声を出して伝えるもの危険を伴いますので、そう言った時に自動で伝えてくれるこの「OTTO」は便利なのではないでしょうか?
なお詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/barefootgeoff/otto-the-fully-automatic-smart-bike-light
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