Newガジェット

3つのレーザーセンサーと高さ8.5cmのボディーで部屋の隅々まで掃除するロボット掃除機「360 Robot Vacuum Cleaner S10」

ロボット掃除機の1つのイノベーションはLiDARセンサーと言う自動運転を行う車両にも搭載されている自分の周りを360°走査し、回りにある障害物を可視化する為のレーダーを搭載した事です。
それまでは真っ直ぐに進んでは何かにぶつかれば方向を変えてバッテリーが切れるまで進み続けると言うのがロボット掃除の制御方法でした。ただこの方法は例えば椅子の脚間に入ると脱出できなかったり、部屋の中でも掃除し残す部分があったりと人間が掃除する様には完璧には掃除する事ができませんでした。

ですがLiDARセンサーとSLAMと言うLiDARセンサーから得た情報に基づいて部屋の地図を作り、今部屋のどこを掃除しているのかを把握する事で短時間で部屋の隅々まで掃除する事ができる様になりましたが、どの様な状況下でも完璧に掃除できるかと言うとそうではなく、どこか苦手な部分は各社のロボット掃除機は持っています。

そこで今回はほぼパーフェクトとも言えるロボット掃除機「360 Robot Vacuum Cleaner S10」をご紹介します。


高さ8.5cmでソファーの下も楽々掃除


では他社のLiDARセンサーを搭載したロボット掃除機の苦手な部分は何かと言うと、隙間の狭い部分が苦手になった事です。
と言いますのはLiDARセンサーと言うのは潜水艦の潜望鏡の様にボディー上面から突き出ています。これはLiDARセンサーが360°回転しならレーザーを照射しレーザーが跳ね返って来るのにかかった時間によって障害物までの距離を計測しています。
ですからLiDARセンサーをボディーの中に埋め込む事はできず乗せるしかないのです。ですからそれまでスリムで低くてソファーの下も楽々と入って行けたロボット掃除機でもLiDARセンサーを取り付けた事で引っ掛かる様になった事です。

ですがこの「360 Robot Vacuum Cleaner S10」ではあえてLiDARセンサーをボディーの中に埋め込み、そして補助となるレーザーセンサーを搭載する事でボディーの高さを8.5mと低床に抑え、今までの様にホコリがよくたまるソファーの下にも入って行ける性能を維持している所は見逃せません。


3つのレーザーセンサー


では実際にこのS10に搭載された3つのレーザーセンサーはどの様なものかと言いますと、まず最初にメインレーザーと言うセンサーがあります。
このメインレーザーは前方120°程度の角度で6〜8m先の障害物や壁などを検出する事ができ、ボディーをその場で1回転させるだけで360°走査できますので、LiDARセンサーの様に高速にマッピングはできませんが、部屋のマッピングを行うと言う点においては支障はありません。
次にフロントレーザーは高さ1cm以上のS10の前方にある障害物を見つける事ができます。

つまり進行方向にボールペンが落ちていると言う様な場合、殆ど、このS10以外と言っても過言ではありませんが、乗り上げるかボールペンを延々と押し進む事しかできませんが、このS10はボールペンを見つけ回避して進む事ができますし、またフローリングの上に置かれたカーペットなどは段差の先に段差がないと分かればカーペットと判断して乗り越えて進む様になっていますし、段差が乗り越えられない高さであれば最初から乗り越えません。

そして3番目のウォールレーザーは隙間の高さを計測するセンサーで、ソファーなどの下に入って掃除をする前にソファーの隙間の高さを計測し入る事ができる8.5cmの隙間があれば入りますし、なければ迂回しますので入り込んで立ち往生する事もありません。


火星探査機の技術を掃除に応用


またこのS10では火星探査機のマーズローバーと同じナビゲーションテクノロジーを使用して、家全体を数秒で学習します。
そしてdToF(Direct-Time-of-Flight)と言う技術を利用して効率的に掃除を行う他、最大10の部屋場所をメモリーし、1Fから2Fに持って上がって掃除する様な場合もLiDARセンサーから得た情報とマップを比較し瞬時に置かれた場所を把握して掃除を開始しますので、家中の効率的な掃除がこのS10では可能です。

更に動かされたもの、新たに床に放置された様なものはフロントセンサーやウォールセンサーで立体的に位置を把握しマップを常に最新の状態に更新しますし、予め掃除をしない場所を掃除を始める前に部屋のスマートフォンにインストールしたS10のアプリを使い2Dマップ上にマッピングできたりもします。

また床、カーペットなどを判断して吸引力を自動的に変えますので、カーペットの毛の間に入り込んだゴミも逃がしませんし、520mLのウォータータンクと本体の底部に取り付けるモップも付属しており、掃除と一緒に拭き掃除も出来る様になっていますので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。

https://igg.me/at/cevSGcynm78/x/7929074#/

膝に何かしらの問題を抱えておられる方に是非にも知って欲しい膝のエア・サポーター「E-Knee」前のページ

凹凸のあるガラスや金属にも超高精細レーザー彫刻が可能なレーザー彫刻機「LaserPro」次のページ

関連記事

  1. Newガジェット

    自宅でも旅行先でも手軽にウェイトトレーニングが出来る、ウォーターウェイトバッグ「Exerbell」

    近頃運動不足を身に染みて感じ、何か運動でも始めてみようと考えていてもど…

  2. Newガジェット

    Apple Watch 磁気充電ケーブルよりもお得!!AppleWatchを充電できる4in1ケーブ…

    AppleWatchも、新機種がリリースされたりwatchOSがアップ…

  3. Newガジェット

    3杯分のコーヒーの粉とペットボトル10本を利用して作られたとてもエコなパーカー「Evolution …

    ドリップした後のコーヒーが消臭剤になる事は広く知られていますが、しっか…

  4. Newガジェット

    枕の様な快適なクッション性と安定したフォールド性を兼ね備えたトラベルピロー「HeadHugger t…

    よく長距離を乗り物で移動する際に寝るのに利用するトラベルピローと言う携…

  5. Newガジェット

    セルフバランスシステムで初心者でも転ばす安定した走行が可能なスケートボード「Traqpod」

    スケートボードを乗りこなす上で1番大事なのは重心のポジション取りです。…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

PAGE TOP