MacBookに搭載されていたTouchBarを覚えておられるでしょうか?
2016年にリリースされたMacBook Proに搭載されたTouchBarはキーボードの上部に長細いタッチセンサー付きのディスプレイを搭載し、ディスプレイに表示されるボタンをタッチして操作する事が出来るのですが、使用しているアプリに応じて表示されるボタン等が変化するのですが、そのボタンがどう言った操作ができるのが分かり易いアイコンで表示される事からとても便利だったのですが、対応しているアプリが増えなかったからなのか?2021には段階的に廃止され、現行モデルでTouchBarを搭載しているMacBookはなく、復活の兆しはありません。
そんなTouchBarを彷彿とさせ、Mac以外にWindowsでも使える「Flexbar」を今回は紹介致します。
TouchBarの位置にジャストフィット
今回紹介する「Flexbar」は2160×60ピクセルのAMOLEDタッチパネルを搭載したTouchBarを思い起こされる275×8.35mmと言う長方形形状をしており、たいていのノートPCのディスプレイとキーボードの間に置いて使用する事ができるサイズ感になっています。
しかもPC側からはただのキーボードデバイスとして認識されるため、MacOSを搭載したPC以外にWindowsPCでも使用する事が出来ますし、USB-Cさえ備えていてばノートPCもデスクトップPCでも関係なく利用する事ができる他、AndroidスマートフォンやタブレットiPadと幅広いデバイスで利用する事が出来る様になっています。
そしてこの「Flexbar」では表示されたボタンを操作した際にハプティックセンサーがブルッと動き触感フィードバッグを返してくれる様にもなっています。
プラグインで対応
次にTouchBarではアプリ側がTouchBarにさせなければTouchBarを有効に利用する事ができない上に対応しているアプリは非常に少なく、ユーザー側では何も出来る事がなく”RunCat”を走らせて見て楽しむくらいの事しか出来なかったのですが、この「Flexbar」では各アプリに対応したプラグインが公開されており、プラグインをインストールする事で各アプリを「Flexbar」に表示されたアイコンボタンをタッチして操作する事が出来るだけでなく、アプリを切り替えれば「Flexbar」に表示されるアイコンボタンも自動的に変わる様になっています。
そしてダウンロードしたプラグインは各自自由にカスタマイズする事が出来るのですが、誰もが簡単に使える様にボタンは予め用意されたアイコンをドラック&ドロップして配置する事が出来ますし、ネットからダウンロードして来て自由にカスタマイズする事も出来ます。
更にボタンの機能も、ショートカットやマクロを割り当てる事が出来るだけでなく、アプリによってはショートカットが設定されていない様な機能にも提供されているプラグインを使ってアクセスする事ができ、制約なくカスタマイズが可能です。
ハードウェアモニター
そしてこの「Flexbar」に表示できるのは各アプリに対応した機能ボタンだけではありません。
CPUやメモリーの使用率、CPUやGPU、マザーボードの温度などハードウェアの情報を表示するハードウェアモニターなども自由にカスタマイズして表示させる事ができますし、SNSのイイネの数や株価などを表示させたりも出来る様になっていますのでもし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
この記事へのコメントはありません。