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たった4時間で生ゴミを堆肥としても使える状態にする卓上型生ゴミ処理機「Lomi」

よく生ゴミ処理機をコンポストと言う名称で呼んでいる製品があったりしますが、生ゴミ処理機とコンポストは全く別物です。
コンポストは生ゴミに土(ピートなど)と微生物を加えて攪拌しながら微生物によって生ゴミを分解して堆肥化するもので、こちらは栄養タップリな堆肥が出来ますが、生ゴミ処理機は加熱する事で生ゴミに含まれる水分を抜き、粉末状にして体積を減らすためのものです。

ただ元は口の中に入るものですので栄養素は持っていますから、そのまま乾燥して顆粒状になった生ゴミをそのまま植物にあげても何ら問題はなく、庭や鉢の中の土に含まれる微生物が分解してくれて堆肥化してくれます。

そしてコンポストは何週間(加熱する事で発酵を促進するタイプのコンポストでも1週間前後)も堆肥化する為に時間を要しますのでその間に様々な臭いを発生させますので、基本的には屋外で、もし誰も入らない納屋の様なものがあれば屋内でも使用が可能ですが、脱臭装置のついたコンポストでも全く臭いがしないと言う事はありません。

一方生ゴミ処理機は加熱して短時間でカラカラに乾燥させてしまいますので、生ゴミが水分を持っている間、最初に何時間は臭いがしますが最終的には臭いは消えており、時間も半日から1日と短時間で処理できるものが殆どで、今回紹介する生ゴミ処理機「Lomi」はたった4時間で処理する優れものです。


生ゴミだけを投入して乾燥処理


さてこの生ゴミ処理機「Lomi」の良い所は、何か特別な添加物の様なものを継続的に購入しなくても良いと言う所です。
コンポストは生ゴミを処理する為のピートであった粉末状の乾燥微生物であったりを加えなければいけませんのでランイングコストがかかって来ますが、この「Lomi」は毎日出る生ゴミを入れて、夕食後に「Lomi」のスイッチを入れておけば次の日にはカラカラの乾燥した粉末状になって生ゴミが処理されていますので、ゴミの量を圧倒的に減らす事ができます。

しかもExpressモードであればたった4時間で生ゴミを処理できますので、臭いが気になる生ゴミが出たりした様な時は、エコモードなら処理が終わるまで20時間も要してしまいますが、Expressモードで4時間の超特急で仕上げる事で嫌な臭いが部屋に充満するのを防ぐ事ができます。

更にこの「Lomi」にはバイオプラスチックモードと言うモードがあり、最近増えて来た生分解性のプラスチックを使った容器やスプーンやフォークと言ったカラトリーも処理する事ができ今後、次第に変わって来る時代に合わせた先取り機能を有しています。


脱臭には市販の活性炭を使用


また4時間での超特急仕上げのこの「Lomi」でも、やはり処理中に生ゴミ臭が発生するのを防ぐ事はできません。
そこで臭いを除去する為にこの「Lomi」ではオーソドックスに活性炭を活用しているのですが、その活性炭フィルターは特殊なものではなく、園芸用として売られているボール状の活性炭やチャコールが使えますし、空気清浄機の中の活性炭フィルターの中にボール状の黒い活性炭の塊が入っているのであれば、それを水洗い天日干しする事で再利用できたりもしますので、本当にこの「Lomi」はお金、ランニングコストがかからないのです。


使った後は食洗機で楽々洗い


そしてこの「Lomi」では生ゴミを投入するバスケットが取り外せる様になっています。
そして生ゴミを処理して汚れたバスケットは軽く水で残ったゴミや汚れを洗い流した後は食洗機に入れて洗う事ができますので、掃除もとても楽に行う事ができます。

また横幅が約40cm、奥行き約33cm、高さ約31cmと、マンションの限られたキッチンでも置く事ができる様に小スペース設計になっていますので、生ゴミの出す日が週に2回しかなく、夏場の朝にキッチンに入ると若干生ゴミの臭いがして気になるので、生ゴミ処理機でも買おうかと思われておられる様な方で興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/pelanp/lomi-turn-waste-to-compost-with-a-single-button

https://igg.me/at/lomi/x/7929074#/

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