リチウムイオン電池やリチウムポリマー電池と言った容量密度の高いバッテリーが登場した事でモバイルバッテリーも、同じ体積比で随分と高容量化及びUSB-Cに関連する充電規格のお陰で高出力化を果たしています。
ただ出力に関してはUSB-C PD(Power Deliver)に対応する事で最大100Wで出力できるのにも関わらず、逆にモバイルバッテリーの方の充電はと言うとここは残念ながら大容量化すればする程充電に時間がかかる様になっており、下手をすると寝る前に充電して朝起きたらやっとフル充電に近いくらい充電されていると言う様なバッテリーが殆どです。
ですがモバイルバッテリーそのものの充電も短ければ短い方が絶対便利ですし、出かけ際にバッテリー残量がほぼない事に気付いた様な時には、充電時間が短い方が、外出中のバッテリー切れへの不安感が断然違います。
そこで今回は、モバイルバッテリーの充電がとてつもなく早い「PowerBen」をご紹介致します。
USB-C PD 100W×2
この「PowerBen」にはUSB-Cポートを2つ備えており、どちらのUSB-CポートもUSB-C PDに対応していてどちらも最大100W、そして合計で最大360W出力する性能を持っており、当然MacBook Proを2台同時に100Wで充電する事ができるのです。
更にUSB-Aポートを2ポート備えており、こちらはQuickCharge等の高速充電規格の殆どに対応しており、2ポートそれぞれ最大で25Wの出力性能を持っており、4つのUSBデバイスを最速で充電する性能を持っています。
そしてこの「PowerBen」ではUSB-Cポートは「PowerBen」の充電ポートも兼用しているのですが、USB-C PD100W出力の性能を持つUSB-C充電器を2台使い、それぞれ「PowerBen」のUSB-Cポートに接続する事で何と「PowerBen」を200Wで充電できるのです。
その結果、24,000mAhのバッテリー(PowerBen Lite)を何とたった30分で充電してしまうのです。この24,000mAhは16インチのMacBook Proを1回ちょっと、11インチのiPad Pro4回ちょっとフル充電できる性能で、途中カフェ等で「PowerBen」を充電できれば外出先でヘビーにノートPCを使う方であってもバッテリー不足で困る事はありません。
Magic DCポート
そしてこの「PowerBen」にはUSBの他に”Magic DC”と言うコネクタを備えています。
この”Magic DC”は5〜25.5Vまで電圧をバリアブルにセットする事ができ、最大5Aまで流す事ができます。
そしてこの”Magic DC”ポートに接続するコネクタとして各社ノートPCを充電する為のコネクタが用意されており、専用の充電器でなくてもこの「PowerBen」とノートPCに合う専用のコネクタを使う事で電圧セット等の操作は不要で差し込めば直ぐにほぼ全てのノートPCの充電が可能になっています。
更にノートPCの他にDC25Vまでの電源で動く家電製品であれば何でもこの「PowerBen」で動かす事ができますので、すぐに使いたいけど充電を忘れていて使えないと言う様な家電製品や電動工具と言ったものを使いたい時にも便利です。
ACインバータを使えば家電製品も使用可
そしてこの「PowerBen」には直流電流で動く家電製品以外にもAC電源で動く家電製品をACインバータを使う事で使用する事が可能になっています。
ACインバータには最大200W出力のものと1500W出力の2つのバリエーションがあり、200Wタイプのものは「PowerBen」を1つ接続して使用するのですが、1500W出力のACインバータは「PowerBen」を繋げるほど高出力を得る事ができ、最大6台の「PowerBen」を接続する事で1500Wを得る事ができ、「PowerBen」を複数持っていると災害時に家電製品を使えると言うメリットを持っています。
実際、災害時用のコンセント出力のついたポータブルバッテリーなどもありますが、ポータブルバッテリーは日常使いするには大きい上に重いので、実際に自宅で使うしかありませんが、この「PowerBen」は家族一人一人が持ち歩けますし、いざとなったら力を合わせて家電製品を動かす事が出来ますので、こちらの方が使い勝手としては上です。
また「PowerBen」には出力24,000mAhのPowerBen Liteの他に同等出力性能を持ち、倍の48,000mAhのバッテリー容量を持つPowerBen Plusもラインナップされていますので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
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