アクションカメラと言うジャンルはみなさんご存じの様にGoProが作ったジャンルです。
アクションカメラは従来のカメラとは違い、激しい動きをするスポーツや危険な事をする人が自ら身体や車両に取り付けて迫力ある映像を撮影するタフなカメラと言う事から名付けられており、文字通りGoProは陸・海・空とあらゆるシーンの撮影に使われているだけでなく耐衝撃性にも優れており少々の衝撃では壊れません。
一方アクションカメラと言うジャンルには入っているもの小型で使い勝手の良いスティック型のDJI社のOSMO Pocketの様なカメラもアクションカメラに分類されており、GoProもOSMO Pocketも似せた製品が山の様にあり、中には本家、元祖よりも高性能・高機能な製品もあります。
そして今回紹介するアクションカメラ「RayShot」は、OSMO Pocketライクなスティック型カメラなのですが、やれる事がOSMO Pocketなど比ではいくらい多機能なのです。
対DJI OSMO Pocket2
さてこの「RayShot」とスティック型のアクションカメラの代表格であるDJI社のOSMO Pocket2との性能の違いですが、まず大きく外観からPocket2が1.08インチのモニターしか搭載していないのに対して「RayShot」は倍近い大きさの2インチのISP液晶を搭載しており、撮影後の撮影した映像や動画の微妙なピントのボケなどもPocket2では分からない部分もより確認し易くなっています。
更に画質的にはどちらも4Kの撮影が可能で多少「RayShot」の方がイメージサイズが大きいのですがそう大差はありませんが、カメラの駆動範囲はパン(左右)方向はPocket2の280°よりも広く320°もあり、チルト(上下)方向はPocket2が90°しかありませんが、「RayShot」は270°と3/4周回せるますのでカメラを上下逆さまにしても画角を固定していれば画像が回転する事はありませんし、戦闘機の急上昇などもカメラのオートトラッキングで「RayShot」なら簡単に追いかけられます。
またロール(回転)方向はPocket2が145°なのに対して270°と、「RayShot」の方が可動域は大きいのですが、どちらも縦画像でも横画像でも撮影できますのでロールはあまり大差ないと言えますが、例えば足場の悪い場所を移動する様な時の水平の安定性は「RayShot」の方が良いと予想出来ます。
そして両者の違いで最も大きいのがバッテリー容量の違いで、Pocket2は本体だけですと875mAhのバッテリーしか搭載しておらず連続撮影時間は本体だけなら90分ですが、「RayShot」の方が2,500mAhものバッテリーを搭載し連続撮影時間は240分と4時間も撮影可能なので圧倒的に「RayShot」の方が有利です。
カメラ単体で映像の確認が可能
また撮影した映像、撮影中の映像の違いで大きく違いのは、この「RayShot」はMiracasetやChromecastと言った映像伝送プロトコルに対応しており、「RayShot」から直接MicracasetやFireTVを差したTVをモニター代わりにして映像や動画を鑑賞する事ができる事です。
他のアクションカメラもそうですが、一度スマートフォンないしPCにファイルを転送しなければ大きな画面で映像を楽しむと言う事ができないのですが、この「RayShot」は単体で出来ると言う所が違います。
ライブ配信だけでなく、TokTokの撮影も可能
そしてこの「RayShot」がPocket2や他のスティック型アクションカメラと大きく違うのはOSにAndroid10を搭載しており、Androidスマートフォンと同じ様にアプリをインストールしたり、インストールしたアプリを使ってメールを見たり、webページを見たり、各種アプリを使ったりする事ができる事です。
ただ画面が2インチしかありませんので操作は多少大変かもしれませんが、TikTokで撮影もできますし、もちろんYouTube Liveやその他ライブストリーミングアプリを使ってライブ配信をしたりする事も可能です。
更に4Gの通信モジュールも搭載しており、SIMカードさえ入れれば、キャリアの回線を使って「RayShot」単独でインターネットに接続する事も可能ですから、最強のライブ配信カメラと言っても過言ではありませんので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/rayshot/rayshot-pocket-sized-4g-gimbal-smart-camera
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