Appleのワイヤレス充電規格であるMagSafeは様々なガジェットを生み出していますが、iPhone12シリーズと同時にリリースされたガジェットの中にAppleStoreで今でも販売されていますカードケースがあります。
では何故カードケースが純正アプリケーションとして販売されているのかと言えば、iDやQuickPay、VISAタッチ、Suicaなどの電子決済はiPhoneで使えますが、電子決済専用の端末を設置しないショップではリアルなクレジットカードしか使えない為で、iPhoneで出来ない支払方法を補完する為にカードホルダーが当初からMagSafe対応アクセサリーとしてラインナップされています。
そしてMagSafe対応のカードケースは様々なメーカーからリリースされていますが、今回紹介する「Cache 2.0」は言うなれば死角のないケースと言えます。
カードを出さずに改札を通る事ができるタッチ&GO対応
今回紹介する「Cache 2.0」が収納できるカードはたった2枚なのですが、表側と言うか外側と言うか、カードケースを見た時にカードが少し突出して見えている方のカードポケットはRFIDシールド加工されていませんので、「Cache 2.0」を改札にかざせばそのまま通り抜ける事ができます。
このカードを出さずに改札を出る事ができる機能って実は、スタンドとしても機能するカードケースとしては実はほぼなく、スタンドとして機能しないカードケースの中には一部、RFID加工がされておらずカードを取り出さなくても改札を通る事が出来ますが、Apple純正の”MagSafeレザーウォレット”同様のスキミング防止の為にケースはRFID加工が施されてカードを取り出さなくては改札を通る事はできません。
これは地方に住んでいる方には非常に有難い機能で、JR東日本管内にお住まいの方であればiPhoneに取り込めるモバイルSuicaに私鉄やバスの定期も一緒に入れておく事ができますが、JR西日本のICOCA等はスマートフォンに取り込む事ができませんのでiPhoneで定期を使う事ができませんので、電子カードを入れてそのままタッチで改札を出入り出来ると言うのは、カードを出す出さないの小さな事ですが、出さずに改札を通れると言う事だけで非常に便利に感じます。
また、もう1枚のカードはRFIDガードが施された内側のポケットに収納するのですが、V型に開く「Cache 2.0」を開いて下側からカードを出し入れし、外側のポケットはポケット上から出し入れする形になっており、カードを間違わずに取り出す工夫、そして外側のポケットはカードが抜け落ちない様にカードの端はほんの少ししか見えない様になっていますが、内側のポケットは1/4程度カードが顔を出す様にスリットが入っていて素早く取り出す事ができる様になっています。
スタンドにもなるカードケース
次にこの「Cache 2.0」はカードケースとしての機能の他に、スマホスタンドとしても機能します。
とは言ってもMagSafeに対応したiPhoneか、MagSafe対応のマグネットを貼り付けたスマートフォンであれば利用でき、縦置きのほか横向きにも取付できますので、動画の鑑賞なども適しています。
更にスタンドとして使った後に閉じた際にはお互いのポケットがマグネットで吸着する様になっており、パタパタと開いたり閉じたいしない様になっているため、スマートフォンをポケットに入れたり、ポケットから出したりと言うのもスムーズに行う事ができます。
エシカルなヴィーガンレザー使用
そして「Cache 2.0」にはヴィーガンレザーと言って、見た目や質感と言ったものをホンモノの革に似せた素材が使われているのですが、従来は合成樹脂が使われていたのですが、この「Cache 2.0」では植物由来の樹脂を使ったエシカルな素材を使っており、耐水性のヴィーガンレザーである事から濡れても本革の様に変色変質する事もなく引っかけてもキズがつく事もないので扱い易く、かつ見た目重厚感や味のある本革に見えるのでフォーマルな衣装にも合わせ易くなっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/zenlet/cache-20-tap-and-go-wallet-that-stands-up-your-phone
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