ワイヤレスイヤホンの利点は何と言ってもケーブルがない事で制約を受けず、再生側のプレイヤーを持たずに自由に動く事ができたりする事ができる点です。
その反面、ワイヤレスイヤホンにはバッテリーが入っており、このバッテリーは消耗や劣化によって最終的には電気を送る事ができなくなり、まだ音を再生する回路部分は何ともなく正常に動作するとしても使えなくなります。
そうした場合、AirPodsやAirPods ProはAppleCare+に入っていたとしてもその保証は2年ですので、2年を過ぎると片方6534円(税込)のバッテリー交換費用が発生し、両方ですと約1.3万円の費用がかかって来ますので、あと数千円プラスすればAirPodsが買えますので普通なら新しいAirPodsを買おうと言う事になりますので、それではSDGsの観点からもあまりエコであるとは言えません。
そこで今回はバッテリーの交換が簡単と言うよりは予備バッテリーと入れ替えて使えるワイヤレスイヤホン「Pq Earbuds」をご紹介致します。
マグネット脱着式うどんバッテリー
今回紹介する「Pq Earbuds」はAirPods Pro等と同じカナル型のBluetoothイヤホンで、この「Pq Earbuds」の1番の魅力的な点はバッテリーが交換できる所です。
とは言ってもドライバーでネジを外してバッテリーを入れ替えられると言う様な割と誰もが考えられそうな交換方法ではなく(とは言ってもカナル型のワイヤレスイヤホンでバッテリーが交換できる様なものはないと断言しても良いくらい本当にそう言った便利なワイヤレスイヤホンはありません)、何とAirPodsでは”うどん”と呼ばれている突き出した突起の部分がこの「Pq Earbuds」では磁力で容易に脱着でき予備のうどん!?バッテリーと交換できる様になっているのです。
そしてこの「Pq Earbuds」には予備のバッテリーが最初から付属しており、バッテリー切れの場合はこの”うどん”と飛ばれるバッテリーを内蔵したパーツを外し予備のバッテリーと入れ替えるられ、充電機能を持ったイヤホンケースに入れておく事でわずか1時間でバッテリーはフル充電されますので、ほぼエンドレスで使用する事ができます。
ただその分、防水性はIPX5と汗に濡れて大丈夫な程度の防水性しか有していませんが、バッテリーを買えればほぼ半永久的にD/A回路やBlueooth,スピーカーと言った実際にサウンドを奏でる部分のパーツが壊れない限り、延々と使用し続ける事ができます。
TWSやANCもサポート
またマグネット脱着のバッテリーは1回あたりの連続再生時間は最大6時間と非常に長く、それにプラスしてダイナミックドライバーとTWSをサポートする事で迫力のあるサウンドを再生する事ができる様にもなっているます。
更にANC(Active Noise Cancelling)機能も搭載していますので、雑踏の中でも明瞭な通話ができる他、サウンドも少し騒がしい程度の場所であれば、ほば物音がしない自室と同じ様な環境でサウンドを楽しむ事が出来る様になっています。
またAirPodsなどもそうなのですが、ワイヤレスイヤホンの多くが筐体の重量軽減の為に樹脂を使っている所をこの「Pq Earbuds」ではメタル合金を使うなどする事で仕上がりの美しさはもちろん、それよりもサウンドの重厚感と言った所を狙ったのだと思われます。
激しく踊っても安心
そしてバッテリーが磁力脱着と知って1番心配なのかイヤホンやバッテリーだけが脱落しないかと言う心配です。
カナル型のAirPods Proでも3つのサイズのイヤピースから自分の耳にフィットするものを選んでも激しい運動をして汗をかくとどうしても抜け落ちてしまいますし、この「Pq Earbuds」はマグネット脱着のバッテリー部分が脱落しないかと言う事が心配になりますが、磁力はiPhone12シリーズで採用になったMagSafeくらい強力なのでまず大丈夫です。
またイヤホンそのものの脱落もシリコン製のイヤーチップが3サイズ付属しており形状と重力バランス、そしてイヤーチップの弾力性で抜け落ち辛くなっており激しいダンスを踊っても大丈夫な様になっています。
また操作性についてはタッチ操作ができる様になっておりタップで曲の再生と停止、両方のイヤホン装着状態でないとこの機能は使えませんが、右イヤホンのダブルタップで曲送り、左イヤホンのダブルタップで曲戻し、トリプルタップでボイスアシスタントを呼び出せるなどタップの仕方で操作を切り替える事ができる様にもなっていますので、詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/zota/worlds-first-battery-exchangeable-wireless-earbuds
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