昔はカメラやビデオカメラの新機種が出るとバッテリーも新しくなり、バッテリーや充電器も一緒になって買い直さなくてはいけませんでしたが、今のデジタル一眼レフやSONYのビデオカメラやミラーレスカメラなどは一貫して同じバッテリーが使える様に配慮されていますので、カメラ本体を買い直したとしてもバッテリーはそのまま使えます。
ただやはりメーカーが違うとバッテリーの互換性はありませんので、ビデオカメラはSONYだけど、デジタル一眼レフはCanonを使っていると少なくとも2つのメーカーのバッテリーを持って撮影に挑まなくてはいけませんし、充電器も同じだけ必要ですので、撮影に行くとなると荷物が焼きだるま式に増えて大変です。
そこで少なくとも充電環境だけでもコンパクト化できるバッテリーチャージャー「SN4 Charger」をご紹介致します。
脱着式クレードルで合計4つのバッテリーを同時に充電
今回紹介する「SN4 Charger」の良い所は、バッテリーを充電する為の台、クレードルが脱着式になっており、1度に2つのバッテリーが充電可能なクレードルを2つ増設する事でMAX4つのバッテリーを同時に充電できる様になっている他、クレードルを変える事で今後リリースされるであろう新しいバッテリーにも対応する事ができる所です。
これによってこの「SN4 Charger」を購入しておけば今度新しいバッテリーに変わったとしてもクレードルさえリリースしてもらえれば、新しく充電器を買い直すと言う必要は不要です。
また現在はSONY、Canon、Nikonの3社のバッテリーのクレードルしかラインアップされていませんが、Panasonicのミラーレスカメラ、GoPro、Fujifilmのバッテリーに対応したクレードルも近々リリース予定なので複数のメーカーを使っていても安心です。
USB-C PD入力でどこででも充電
そしてこの「SN4 Charger」には違ったメーカーのバッテリーが充電できると言う特性の他に電源にUSB-C PD対応電源を利用している事が挙げられます。
一般的なメーカーの充電器はACコンセントから電源を取りますので、コンセントがある場所ないし、ポータブルバッテリーでコンセントを備えたものでしか充電する事はできませんが、この「SN4 Charger」は45W以上の出力端子を持ったUSB-C PD対応充電器ないし、モバイルバッテリーがあれば場所を問わず4つのバッテリーを同時に充電する事が可能です。
またもし45Wに対応していなくても急速充電はできませんが、普通充電は可能なので、USB-A端子しかないモバイルバッテリーでも最悪は充電可能です。
独自の充電プロトコルで安全に充電
そしてメーカー純正の充電器でバッテリーを充電する際に1番気になるのはサードパーティーの充電器を使用した事によるバッテリーの早期劣化です。
通常メーカーの充電器にはT端子と言ってバッテリー内部の温度を監視する端子があり、バッテリーにもプラス、マイナスの端子に加えてT端子と言う端子を備えています。
これはバッテリーが充電による発熱である一定温度以上を超えて充電を行うと充電も化学反応を利用していますのでバッテリーに使われている素材が劣化し、バッテリー容量や充電回数に大きく影響しますので、温度監視が重要になって来ます。
ですが一般的にそう言ったバッテリー特性の情報はオープンになっていませんし、サードパーティー製の充電器はバッテリー電圧を監視しながら充電電流をコントールして充電するのですが、それだけでは不十分です。
そこでこの「SN4 Charger」ではバッテリーの温度をクレードルに内蔵されたセンサーで監視する他、独自の3 段階のインテリジェント充電プロトコルによってバッテリーの劣化を防ぎつつ、安全にそれぞれのバッテリー毎に最大1Aでの急速充電が行える様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/xtar/xtar-sn4-the-super-fast-multiple-camera-battery-charger
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