作業灯の中でもヘッドライトは両手をフリーに使えるのが最大のメリットです。
特に何か作業をすると言った場合に頭の動きに合わせて動くヘッドライトは目線の先にある目的のものを着実に照らし出してくれます。
一方で昔の様に電球ではなく光源にLEDを使う事った事でバッテリーも持ちや飛躍的に改善されましたが、見えやすさと言う点においては一歩後退しています。
それはLEDの発光の特性によるもので、LEDによって放たれた光は拡散されず真っ直ぐにしか飛びませんので、LEDの光が当たっている部分は非常に明るいのですが、少し外れるとそこは真っ暗で、電球の様には照らし出してくれません。
そこで今回はCOB-LEDを使う事で電球の様に周囲も照らし出してくれるヘッドライト「One80 Headlamp」をご紹介致します。
COB LEDで180°照射
まずこの「One80 Headlamp」には同じコンセプトで市販している同名のヘッドランプがあり、それにはSMD(チップLED)が使用されています。
そして今回紹介する「One80 Headlamp」にはチップLEDではなくCOB LEDが使用されており、このCOB LEDは基板上にLEDチップを配置した上で封入樹脂で覆っており、この「One80 Headlamp」に使われている白色のLEDの場合は黄色っぽい蛍光体を含んだ樹脂で覆われており、SMD-LEDを並べた照明がツブツブが光っている様に見えるのに対してCOB LEDが均一に発光すると言う特性を持っています。
そのためSMDチップの様に照射ムラがなく、壁などにLEDの光を当ててもらうとSMDはLEDのチップの間隔にシンクロして壁に照射された光にはムラがある事が分かりますし、下手をすると影ができて逆に見辛いと言う事も出て来ます。
ですがCOB LEDと言うのは均一にLED照明全体が点灯しますので発光ムラや影が出来たりと言う事がありませんので作業灯として使うにはとても相性が良いのです。
しかもこの「One80 Headlamp」は180°半円を描く様に周囲を照らし出しますので、何か確認したい時にヘッドランプはわざとその確認したい方向に光源の向きを頭を動かして動かさなければなりませんが、この「One80 Headlamp」では目線を動かすだけで確認できますから昼間と変わらない様な状態で作業を行う事が出来ます。
スポットLED追加で移動にも最適
次に従来の「One80 Headlamp」では周囲180°を照らし出すしか出来ませんでしたので、その照射距離は10mと短く暗い夜道を移動したり、遠くを照らし出すと言うヘッドライトの本来の役目はありませんでした。
ですが今回、中央部分に100m先まで照らし出す事のできるビームレンズを持ったLEDを配置する事で周囲だけでなく遠くまで照らし出す事ができる様になりましたので、暗い夜道を移動したりする際により安全に移動する事ができる様になりました。
それによって
1.High → 180° + スポット 連続点灯時間:3時間
2.Low → 180° + スポット 連続点灯時間:6時間
3.180°オンリー 連続点灯時間:5時間
4.High → スポットオンリー 連続点灯時間:7時間
5.Low → 180°レッド 連続点灯時間:12時間
6.5秒間フラッシュ
と言う点灯モードが備えられており、バッテリーは18650バッテリーを使っている事から、予備のバッテリーを携帯しておけばバッテリー残量を気にせず連続使用する事も出来ます。
ヘルメット+ベルト
またこの「One80 Headlamp」は頭に装着する以外に用途によってお腹の位置に取り付けられる様にベルト式のアタッチメントがオプションで用意されています。
更に仕事で利用されたり洞窟を探検されてヘルメットの上からこの「One80 Headlamp」を装着したいと言う場合はベルトの長さが足りないのでヘルメットに巻き付けられる様に延長ベルトも負いプションで用意されていますので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/one80/new-one80-headlamp-180-focused-directional-illumination
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