スマートフォンのアプリを使ったナビゲーションは、インターネット上に公開されている地図はほぼリアルで最新の情報に更新されており、まだ私たちが知らない様な新設道路等も使い最適なルーティングを行ってナビゲーションを行ってくれますので本当に便利です。
一方その反面、日中のスマートフォンを使ったナビゲーションは、GPSの位置情報を受信する為にもバッテリーは消費しますがそれ以上に周囲の明るさに負けじと最大輝度(明るさ)でディスプレイを点灯させる事で尋常ではないバッテリーの減りの速さも実感します。
そこで自転車を使ったサイクリングなどはスマートフォンを充電するにはモバイルバッテリーしかなく、小さなモバイルバッテリーでは心許ないのでナビゲーション情報だけを表示できるサイクルコンピュータやナビゲーションパネル的なディスプレイがあるとスマートフォン本体のバッテリー消費も抑えられますので便利です。
そこで今回はよりパワーアップしたサイクルナビゲーション「Beeline Velo 2」をご紹介致します。
コンパス+ナビゲーション
従来この”Beeline Velo”ではスマートフォン上で動いているアプリの指示を受けて進むべき方向を矢印で表すだけのコンパスモードしか持ち合わせていませんでしたが、今回この「Beeline Velo 2」をリリースするにあたり大幅にバージョンアップし、ゴール地点はどの方向にあるのかと言うコンパスモードに加え、ナビゲーションモードによってあとどれくらいの距離でどの方向に行くのかと言うナビゲーションを表示する様になりましたので、より走り易くなりました。
更に画面を切り替えると到着までの残り時間、到着時刻や目的地までの距離と、走行スピードとオドメータ(走行距離)まで表示する機能が加えられ非常にバージョンアップしています。
3つのコースモード
次にアプリの方も、かなり改良が加えられバージョンアップし、特にルーティング機能は車向けのナビゲーション並に強化されています。
まず、ファーストルートモードではあらゆる地図・交通情報から最速に現地に到着する時刻とルートを探し出し、それを元にアプリは最速で目的地に到着するルートを提示します。
そしてルーティングはこの最速モードだけでなく自転車ならではの安全ルート(Quite route)と言うものも用意されています。これはBeelineを使って走行をしたサイクリストのルートデータの他、他のアプリを使ってインターネットに公開されているこのサイクリストのルートマップを取り込む事でサイクリストにとってより安全性の高いルートを示すルーティング機能です。
またこの他にもう1つ、バランスルートと言うルーティングモードがあり、これはファーストルートモードと安全ルートを足して2で割った様なルートを提示するモードで、基本はサイクリストが安全に走行できるルートを指し示すのだけれど、時間と距離を計算するとこの区間は最速ルートの方を選んだ方がベターと言う様な場合は最速ルートを選ぶ様になっています。
またサイクリストが走った事があるルートは景色的にもベストスポットを選択している場合が多いので、移動するだけでなく景色も一緒に楽しみ共有する事ができます。
2本の輪ゴム!?であらゆるハンドルに取付可能に
そしてこの「Beeline Velo 2」では自転車への取付は2本の輪ゴムでハンドルにまとわりつく様に取り付ける方式に改良された事で従来のゴムベルト式の様にハンドルが細すぎたりステム部分が大きすぎて取付ができなかった様な自転車にも取付ができる様になっています。
またディスプレイ部分はただ差し込むだけの方式からツイストロックになる事で振動等で抜け落ちたりする事がなくなるだけでなく、バッテリーの持ちも日中は周囲が明るいのでディスプレイも明るく光らざるをえませんので10時間程度しか持ちませんが、真っ暗な夜道を移動するのであれば20時間は持つ様に改良されており、普通に週末にサイクリングに出かけると言った様な場合にはまずバッテリー切れを起こさない様にも考えられており、見やすさも向上している事からもし興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。
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