今ではパーツを自分で選択し組み立てる事ができるメカニカルキーボードなども登場し、自分好みのオリジナルキーボードを組み立てる事が出来ますが、それでも市販されているパーツの中から選択して組み立てるので、出来上がったキーボードはスペック的にも外観的にもそう大きな差はありません。
特にキーボードケースは単色でカラーバリエーションもそう多いとは言えず、他人と差別化したいと思っている方にはやはり若干の不満は残っているのではないでしょうか?
そこで今回は、発光する側面パネルを備えたメカニカルキーボード「MADE Pro」をご紹介致します。
地下風水をイメージした側面パネル
今回紹介するメカニカルキーボード「MADE Pro」には4つのカラーバリエーションがラインアップされており、白色のキーキャップと白色の側面パネルを備えたものは”風”をイメージした模様が側面パネルにプリントされており、紺色のキーキャップと水色の側面パネルは”水を、赤色のキーキャップと赤色の側面パネルは”火”を、茶色のキーキャップとカーキ色の側面パネルは”地”をイメージした模様がプリントされており、どれもバックライトを使って発光する様になっています。
そしてこのメカニカルキーボードにはファンクションキーを含む84キー構成の”MADE84 Pro”とファンクションキーを搭載していない68キー構成の”MADE68 Pro”の2タイプのキーボードがラインナップされています。
磁気式キースイッチ
磁気式キースイッチと言うのは、キーの中に磁石が埋め込まれており、キーを押した際に基板上のキーの真下に配置した磁気ホールセンサーが磁界の変化を検出しキーが押されている事を判断します。
そのため、このキーボードに使われているリニアタイプの磁気式キースイッチの押込圧は35gfでトラベル距離は3.5mmなのですが、磁界の強さ=距離を0.01mm単位で変更できるため、接点距離を1mmにも出来れば2mmにもでき、キーを叩く力が弱い方は接点距離を短くする事で確実にキー入力が行えますし、従来のメカニカルキーの様に無理してキーを押し込まなくても反応しますので腕の疲労と言うのも最小限に抑える事が出来ます。
そして磁気式キースイッチにはラピットトリガーと言う機能があり、このラピットトリガーをONにする事で接点距離を2つ設定する事ができ、浅押し、深押しと言った感じで1つのキーに2つのトリガーを設定する事ができるだけでなく、キーが戻る際にも2つの接点に別々なキーやマクロなどの機能を割り当てる事ができ、実質1つのキーで4つのキー入力、操作が行えるのです。
応答スピード0.125mm
そしてこのメカニカルキーボード「MADE Pro」のポーリングレートは8000Hzと非常に高速でキーの応答スピードは0.125msと人間のキー入力のスピードを上回っており、コンマ何秒のキー入力が勝負を決めるゲームの世界において、ゲーミングキーとしても十分通用する様になっています。
そして最近のメカニカルキーボードにしてはこのキーボードは珍しく有線接続のみで、ワイヤレス接続は用意されていませんので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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