編集作業と言うのは楽しさもありますが、中には単純な繰り返し作業もあり、この繰り返し行う作業を単純化できればなと思う事は多々あります。
例えばペイント系の作業で背景を消すと言った場合、最近のアプリは背景を一気に消去してくる機能があったりしますが、やはりオブジェクトとの境界は微妙で消しきれなくて背景が残っている部分があったり、逆に消してしまったりと言う事が起こります。
そう言う時は小まめに消しゴムツールなどを使って消すのですが、大きな範囲は消しゴムを大きく、細かな所は小さくする事で丁寧に作業を迅速に行えますが、消しゴムのサークルを大きくしたり小さくしたりする度にマウスカーソルをスライドバーの所まで持って行く変えなくてはいけませんので、その時間が短縮化されると非常に作業効率が上がります。
そんなクリエイティブな作業において地道な作業の効率をアップしてくれるのが今回紹介するBluetoothコントローラー「TourBox Elite」です。
マウスカーソルを動かさずにツールの設定変更が可能
今回紹介する「TourBox Elite」はクリエイティブコントローラーと言う別名がつけられていますが、マルチメディアコントローラーと言っても良く、例えばPhotoShopで消しゴムツールを使って背景やオブジェクトを消す際に消しゴムツールからペンの太さを決め、それから消したい場所にマウスカーソンを移動しマウスをクリックしながらマウスを動かして背景やオブジェクトを消すと言う作業を行います。
ですがこの「TourBox Elite」を使えばマウスカーソルは消したい場所に置いたまま「TourBox Elite」のダイヤルコントローラーを回すだけでペンの太さを変えられるので、ツールの場所にマウスを移動させずに連続して消しゴム作業を続けられるので、非常に効率的です。
またペンタブの中にもペンタブにそう言ったコマンドを割り当てておけるボタンがあったりしますが、それはそれでその場所にペンを動かして操作してと言う一手間がかかるので、「TourBox Elite」の方が圧倒的に作業効率は良くなります。
また写真のコントラストや色調を変えたいと言った操作も、マウスを一切動かさずに項目を変更するホイールの操作と、値を変えるダイヤルを動かすだけで変更する事ができますので、これはかなりの作業時間短縮になるはずです。
動画やサウンド編集に便利なジョグダイヤル
そしてこの「TourBox Elite」にはボタンやホイール、ダイヤルがいくつか配置、設置されているのですが、その中でも便利なのがジョグダイヤルです。
ジョグダイヤルは回すスピードによって変化させる割合・度合いを可変する事ができますので、例えば動画編集の際に本来ならタイムラインをクリックするか、再生ボタンを押して移動させるか、直接タイムコードを打ち込んで映像をカットしたり切り出したりする場所を指定するのですが、特にマウスのクリックはもう0.2秒早く、遅くと言う様な位置決めが縮尺を大きくしないとタイムライン上でうまくクリックして設定する事ができないのですが、そう言った操作もジョグダイヤルならクルクルとゆっくり動かす事で微妙な位置決めも簡単に行う事ができます。
自分自身でコントローラをデザイン
そしてこの「TourBox Elite」には全部で14のボタン、ダイヤルと言ったものを備えているのですが、これらボタンやダイヤルは全て専用のアプリケーションを使う事によりどのボタンがどう言った操作を可能にするのかと言う事を全て自分の使いやすい様にセットする事ができるのも魅力的な所です。
またそれらオリジナルの設定は利用するアプリケーション(ソフト)ごとに自分自身で設定できますので、やはり職業や作業内容によって使うコマンドやエフェクトと言ったものは違って来ますので、自分で使い易い様に設定が変えられると言うのはポイントの非常に高い所です。
またハプティックモーターを内蔵しており、ダイヤルなどはクリック感のないダイヤルを使っていますので、ハプティックモーターのブルッと言うフィードバッグによって目盛を1増やした減らしたと言う事が感触で感じられる様になっていますし、こう言ったコントローラには珍しくBluetooth接続になっており、違うマシンで違う作業を行っている際、ケーブルを繋ぎ直すのではなく接続先を繋ぎ替えるだけでシームレスにマシンを切り替えて作業できると言うのも便利な所なので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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