楽曲を聴くにはイヤホンとヘッドホンのどちらが良いですか?と聞かれた時には、もちろん速答でヘッドホンと答えます。
その理由として、ヘッドホンは大口径のスピーカーを内蔵する事ができますので、1つのスピーカーで低音も高音も幅広い音を再生する事ができる一方、イヤホンはサイズの制約もありますので、オールマイティーな幅広い再生周波数を持つスピーカーを内蔵すると言った事が難しくどうしても低音域の再生能力が弱くなりますので、スピーカーで楽曲を聴いた時の様にズンズンと身体に響くサウンドを楽しむと言った事はできませんが、ヘッドフォンは複数のスピーカーを内蔵する事でそう言った身体に響く様な重低音を再生する事も不可能ではありません。
そこで今回は、そのズンズンと言う身体に響くサウンドも同時に楽しむ事ができるヘッドホン「Sonic Lamb」をご紹介致します。
身体で感じ取る事ができるダブルスピーカー
一般的にヘッドホンの場合、高音域だけでなくある程度ズンズンと体感できる低音域の再生も出来る大口径のオールレンジスピーカーを搭載するか、据置型のスピーカーの様にツイーターやウーファー、サブーファーと言った複数のスピーカーを内蔵するかのどちらかに分別する事ができます。
一方で今回紹介する「Sonic Lamb」はツインスピーカー構成で一方のスピーカーは200Hz〜2kHzの中高音域を再生するスピーカーと2〜200Hzの低音再生用のサブウーファーと言う2つの構成になっているのですが、この「Sonic Lamb」に使われているサブウーファーが1つの曲者と言うかこの「Sonic Lamb」の性能を大きく印象付けているポイントで、スピーカーのコーンの振動がイヤパットに直接伝わる様な構造になっているのです。
つまりスピーカーのダイヤフラムの動きがダイレクトにイヤパットを振動させますので、ボリュームを大きくせずとも小さなボリュームでも重低音のズンズンと言う振動は身体に伝わり、言うなればよりサウンドを体感できるヘッドホンと言う事になります。
サウンドをより良くするサポートシステム
次にこのヘッドボンではスピーカーだけでなくより良いサウンドを楽しんでもらう為にまず第8世代のcVcノイズキャンセリングシステムを搭載しています。
このcVcノイズキャンセリングはヘッドホンの外部とヘッドホン内部に設置されたスピーカーによって外部のノイズを拾うだけでなく、イヤパット内部の音も同時に拾う事でスピーカーから再生される純粋なサウンド以外のノイズを出来るだけ除去すると言う技術で、ヘッドホンと言う機密性の高いイヤパットとcVcによって、完全に隔離されシーンとした部屋で大好きな楽曲を聴いているかの様なシチュエーションを作り出してくれます。
更にスマートフォンに専用のアプリケーションをインストールする事で、左右の耳の感度を調整する機能も搭載しており、高音が聴き取り辛い方は高音のレベルを上げて再生する事でより聴きやすくすると言うイコライジングがこのアプリで出来ますので、今まで使っていたイヤホンやヘッドホンとは違うサウンドを楽しむ事ができます。
USB-Cによる有線接続再生も可能
そしてこの「Sonic Lamb」ではBluetooth5.1の通信モジュールを搭載し、ワイヤレスでの再生の場合サンプリングレートは最大24bit/48kHzでaptX、aptX HD、SBC、AACのオーディオプロファイルをサポートしています。
またD/Aインタフェースも搭載しUSB-Cによる有線接続にも対応しており、この場合最大のサンプリングレートは24bit/96kHzとなりワイヤレスよりも高音質で楽曲を楽しむ事ができます。
また気になるワイヤレスでの最大再生時間は6時間(サブウーファーを使わなければ最大再生時間は24時間)となっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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