最新の2021モデルのMacBook ProではMagSafeが再び復活し、HDMI端子やSDカードリーダーも再搭載となった事で使い易くはなりましたが、2016年の年末に発表され発売されたMacBook Proから外部接続ポートはUSB-Cオンリーとなった事でこの期間にMacBook Proを購入された方はもれなくUSB-Cマルチハブの様なインタフェースを利用しませんとUSB機器やHDMIモニターへの接続、SDカードからの画像の取り込みと言った作業が行えません。
そこでサードパーティーメーカーから様々なタイプのUSB-Cマルチハブと言う様々な装置への接続を1つのインタフェース装置で可能にするガジェットが販売されているのですが、今回紹介する「HyperDrive DUO PRO USB-C Hub」はいち早くMacBook Pro向けにUSB-CマルチハブをリリースしたHYPER社の新商品です。
マグネティック・グリップでより安全に
USB-Cポートに直差しするUSB-Cマルチハブの問題点としてUSB-Cコネクタの脆弱性が挙げられます。
USB-Cに直差しする事でPCと一体化しますので狭いデスクの上で利用したりと言った場合には便利なのですが、PCに差した状態でUSB-Cマルチハブに力が加わると接続部分のUSB-Cコネクタに全ての荷重がかかってしまい下手をするとUSB-Cコネクタが基板から剥がれて使えなくなると言った事が起こります。
しかもMacBook Proに合わせて設計されたUSB-Cマルチハブの場合、USB-Cマルチハブとテーブルとの間には若干ではあるものの隙間がある為、USB-Cマルチハブに対して上から圧力が加わると、USB-Cコネクタが破損するだけでなくPC本体の方にも折れたUSB-Cコネクタが内部でショートして影響を与えてしまう事も考えられます。
そこで今回紹介する「HyperDrive DUO PRO USB-C Hub」ではUSB-CマルチハブのPCとの間に挟み込むマグネティックグリップと言うパーツで上からの圧力を受ける事でUSB-Cコネクタの破損を防ぐ様になっていますので、USB-Cハブを取り付けたままの状態で移動しても安心です。
またこのマグネティックグリップは最新のM1 Pro/Max搭載のMacBook Pro用とそれまでのMacBook Pro用の2種類が付属しており全てのMacBook Proで利用する事ができます。
またMacBook Pro以外には付属の延長ケーブルを利用する事でiPad Pro等にも接続して利用する事ができます。
7つの接続ポート
次に「HyperDrive DUO PRO USB-C Hub」に備わっている拡張ポートは全部で7つになります。
HDMIは4k@60Hz出力に対応し、USB-A、USB-Cはそれぞれ1ポートだけながら最大5Gbpsでの通信が可能で、MicroSDカードリーダーはUHS-Iに対応で最大104MB/sでの読み取りが可能です。
またこの他に3.5mmのオーディオジャックを備えていますので、MacBook Pro 2021ではヘッドホンジャックがこのUSB-Cマルチハブで隠されてしまいますが大丈夫です。
またこの「HyperDrive DUO PRO USB-C Hub」の特徴としてリラクタブル式のコネクタにする事で有線LANへの接続が可能なEthernetポートを備えていますし、USB-C PD100W給電用のUSB-CポートはThunderbolt4対応となっており、MacBook Pro 2021の持つポテンシャルをそのまま生かす事ができる仕様になっています。
またMacBook Pro 2021ではMagSafeポートに干渉しない様に配慮されていますので給電に関してもまず問題はありませんので、詳しい詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://igg.me/at/hyperdrive-duo-pro/x/7929074#/
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