このBluetoothキーボード「Penna」はBluetooth4.2を採用している事もあり単4電池2本で何と6ヶ月も電池交換不要で使用できるキーボードで、iOS用とAndorid&Windows用とが用意されています(ハードの中身は共通で特殊キーの配置が違うだけですので、キートップを入れ替える事でiPhoneやiPadとAndroid端末及びWindows端末とで共有して使用する事ができますし、キートップは市販のキートップリムーバーで簡単に外して入れ替える事ができます)。
そしてこのBluetoothキーボード「Penna」が他のBluetoothキーボードと違うのは、タブレットやスマートフォンと一緒に持ち歩くBluetoothキーボードと言うとバッテリーの持ちも重要ですが、重さや大きさも重要です。ただ重さ的には800gしかありませんので同等機能のBluetoothキーボードとそう変わりませんが、”CHERRY軸”を採用したメカニカルキーボードなので厚みはパンタグラフキーボードを採用したBluetoothキーボードに比べると2倍〜3倍の厚みがあります。
ところでゲーマーの方でキーボードを自分でカスタマイズする様な方以外には”CHERRY軸”と言っても何の事？だと思いますが、”CHERRY軸”と言うのはキースイッチの事を指しており、この「Penna」で使用しているCHERRY MXスイッチはドイツのZF Electronics社が製造しているメカニカルスイッチで、主に茶軸（tactile feel）、黒軸（linear）、青軸（click tactile）、赤軸（linear）＋αのスイッチがラインナップされており、それぞれキーを押した時の感触が違うのです。
例えば、この「Penna」で採用されているのは青軸と赤軸の2種類(選択性)で、青軸の押下圧(キーを抑える時に必要な圧力を重さで表現しています)は50g±15gで赤軸の押下圧は45g±15gと赤軸の方が5gですが軽い力で押さえる事ができます。
それ以外にも青軸は認識点(CHERRY軸のキーストロークと言って押し下げられる距離は4mmで、約2mmの位置が認識点になっており、2mm以上押し込めばスイッチが押されたと判断します)の手前に反発点(スイッチの中に入っているバネが働いてキーを押し返す位置)が設定されており、この反発点でカチッと音がする様になっていますので、キーを押した時にカチカチと音はしますが、キーを押せた事が音で確認できるためゲームユーザーに人気のキーで、赤軸はノートPCのキーボードの様にカチッと言う音は鳴らない静かなキーで、ーを押し下げるほどスイッチが重くなっていくリニアストロークタイプのキーになっており跳ね返りも機敏で、文章入力が多い様な方にとっては軽快に疲れる事なくキー入力ができるキーです。
そしてキートップは角が面取りされた触り心地がソフトなダイヤモンドキャップと
丸いキーの周りをメッキされたリングが包むちょっと上品さとゴージャスを醸し出すクロムキャップの2種類が
用意されていますが、もし気に入らない場合や、お気に入りの”CHERRY軸”用キートップがある場合は、そのキートップに交換する事も可能です。
その他に「Penna」に搭載されている機能として、キーボードマクロ機能があります。これはキーボード左側のマクロレバーと呼ぶレバーを使い、レバーを上に上げれば、上げている間に押されたキーの種類やその順番、押さえいる時間やキーを押さえる間隔の時間全てを正確に記録し、レバーを下げる事で記録したマクロを実行する事ができますので、キーボードを使って操作するオンラインゲーム等をされる方にはこのマクロ機能は重宝するのではないでしょうか？
そしてその他は「Penna」は5台までのスマートフォンやタブレット、PCのとペアリングを記録しておく事ができ、ファンクションキーを使って簡単に接続するデバイスが変えられる事もできます。
また「Penna」にはキートップのバリエーションの他にボディー色として”マットブラック”,”ピュアホワイト”,”ベビーピンク”,”オリーブグリーン”の4色が用意されている他、何と木製もボディーも用意されているなど色も豊富ですので、実際のデザイン等は下記URLにてご確認ください
https://www.kickstarter.com/projects/1950503124/penna-retro-bluetooth-keyboard-starting-as-low-as
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