みなさんは刃を折る事ができる替え刃式のナイフで怪我をした経験はありますか?
切れなくなった刃先の刃を折る事で新しい刃に変える事のできるナイフでは、ナイフを誤って滑らせて手を切ってしまって怪我をする以外に、力を入れすぎて刃先が折れ、しかもその刃先が飛んで怪我をしたりする事もあります。
一方で刃を折る事ができない替え刃式のナイフは硬くて切る事ができない材料をカットする際にいくら力を入れても刃が折れて飛んで怪我をすると言う事はありませんが、刃の切れ味が悪くなれば刃は交換しなければならず、刃を折って切れ味を取り戻す替え刃式の刃と比べるとコストパフォーマンスは良いとは言えません。
ですが今回は、アートナイフ用の刃を使う事でコスパの良いキーチェーンナイフ「The Sardine」をご紹介致します。
コスパの良いアートナイフ
替え刃式のナイフで使われている刃で1番良く使われているのは台形刃と呼ばれている台形状の刃と、最近ではメス刃と呼ばれる実際に外科手術などに使われている替え刃式の刃が、替え刃式のナイフの刃として使われています。
前者の台形刃は刃の厚みも厚く少々力を入れて使ったとしても刃が折れる事はなく、後者のメス刃は手術と言う用途に使われると言う事からも想像できる通り切れ味は格別ですし、刃先が細く薄いため細かな作業に適しています。
一方でアートナイフ用の刃もメス刃ほどではないものの切れ味は良く、アートと言う性質上細かな細工が施せる様にメス刃と同じ様に刃は細く先は尖っていて動かしやすくなっていますし、硬い木でもカット出来る様に刃の厚みもそこそこありますので、力を入れてカットしても早々折れたりするものではありません。
しかもアート用の刃と言う事で切れ味の悪くなった刃を使い続けると切断面のシャープさなども失われて行くため、切れ味が少しでも悪くなればすぐに交換出来る様にコストパフォーマンスの良い価格設定にもなっており、切れ味とコスパの良さの両方を備えたのがアートナイフ用の替え刃で、この「The Sardine」ではアートナイフに良く使われている”X-ACTO #11”が使われています。
バーチーロック
次にこの「The Sardine」ではロック機構にバーチーロックと言う安全なロック機構が採用されています。
ナイフを使う上でよくやってしまうのが、硬いものをカットしていて手が滑って自分の手を刃で切ってしまう事ですが、この「The Sardine」ではそう言った事が起こらない様に力強く柄を握るとスライドロック機構となっているバーチーロックが押し込まれ刃が引き込まれる様になっています。
更に刃はスプリングの力で柄の中に引き込まれる様になっているため、バッグの中などで刃が誤って飛び出て、バッグの中に手を入れて手を怪我したりと言う事がない様にもなっています。
そしてまた、刃を交換する際に刃は、柄を固定しているトルクスネジを3本を外さない限り刃は交換できないため、交換は面倒ですが逆を言えば刃が誤って外れてしまって怪我をしたりすると言った事もありませんので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/jimmytronics/the-sardine-titanium-keychain-knife
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