”ストレッチ”は伸ばすと言う意味ですが、実際みなさんが1人で行っているストレッチって伸びている様で全く伸ばされていないってご存じだったでしょうか？
例えば太ももの裏側の筋肉を総称してハムストリングと呼びますが、これを伸ばす際によく行うので仰向けに寝た状態でハムストリングを伸ばす側の足を90°上げ、つま先にベルトやタオルを引っ掛けて引っ張るやり方は実際のところつま先にかけたタオル等を引っ張りつつ、ハムストリングを縮めて足を伸ばす、下ろす方向に動かしていますので逆に縮めているのが事実なのです。

また他の1人で行うハムストリングを伸ばすストレッチも、起きている状態では必ず姿勢を維持する為に筋肉は使っていますし、収縮させていますので、伸ばされている感じはあっても本当の所は殆ど伸ばされていません。
そこで今回は、1人でもハムストリングのストレッチがガチに出来る「The HAMSTRING KING」をご紹介致します。

テコの原理を利用して脱力状態を実現

まず筋肉をストレッチする、つまり伸ばす条件として欠かせないのが筋肉の脱力です。
つまり筋肉に力が入っている=筋肉が縮んでいると、無理に伸ばそうとしても反射で縮もうとしますので、どう頑張ってもストレッチさせる事は不可能です。
なのでストレッチは2人一組で行い、ハムストリングを伸ばすのであれば寝た状態でパートナーに足を少し持ち上げてもらい、踵を背屈させた状態で足を引っ張ってもらうのが1番伸びます。

一方1人で行うのであれば今回紹介する「The HAMSTRING KING」がベストで、この「The HAMSTRING KING」は1本の棒なのですが、一端を股関節に当て足に引っ掛けたベルトを棒のもう一端に引っ掛けて引っ張る事で「The HAMSTRING KING」は股関節を床の方へ押込み、ベルトは足先を引っ張ります。
つまりこの状態で足の力を抜いたとしても床に落ちて行く事はなく、「The HAMSTRING KING」によって力を入れずとも股関節を支点として足先に引っ掛けたベルトを引っ張る事で足の後面、つまりハムストリングは理想的な状態で引っ張られる事になります。

身長関係なく使用可能

またこの「The HAMSTRING KING」は伸縮する様になっており、基本的には自分の足の長さ、股下の長さを基準に設定して使用しますので、足の長い方も短い方も、大人も子どもも関係なく使用できますので、家族全員でシェアする事が出来ます。

またハムストリングが硬い状態が続く事で血液循環が悪くなるだけでなくハムストリングが伸びない事で膝が上がらない、足が上がらないと言う事に繋がりますので蹴躓いて転倒の危険性がある他、骨盤が後傾と言って立っていても後ろに倒れた状態になります。
つまり、お腹を突き出した様な姿勢になり不格好い見えるだけでなく猫背や腰痛にも繋がる事からやはり日頃から柔軟に伸ばしておく事は重要ですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/446006302/the-hamstring-king