みなさんは山や海、河へ行きちょっとした危険な目に合った時に携帯の電波が繋がらなくて非常に恐い思いをした、なんて経験はありませんか?
街中に住んでいると携帯やスマートフォンは使えて当たり前ですが、やはり人の住んでいない場所、人が滅多と通らない場所ではそう言ったアンテナ基地局を運用するにも非常に多くの費用が発生するため、そう言った場所にはアンテナ基地局はありませんから当然、山深い場所や沖合と言った様な場所では携帯やスマートフォンは通じないと言う事を前提に考えておいた方が賢明です。
ですがそう言った場所でたまたま助けを呼ばなければならないケースも出て来ます。そこで今回は、そう言った携帯の電波が入らない場所で非常に強い味方になってくれる「O-BOY」をご紹介致します。
日常使いできるスマート腕時計
今回紹介する「O-BOY」は腕時計型のスマートデバイスで、中央にはディスプレイがはめこまれており、各種ステイタスや時刻をアナログorデジタル表示する機能を持っています。
またBluetoothでスマートフォンとペアリングしておく事でスマートフォンを通じて時計の時刻は補正されますので、表示される時刻は正確です。また「O-BOY」を身に着けたままダイビングは出来ませんが、IP68防水で、水深約9mまでの防水機能を持っていますので、普通に「O-BOY」を身に着けたまま泳ぐ事はできますし、もちろん家事をしていて濡れても大丈夫です。
緊急時に助けを呼べる腕時計
そしてこのスマート腕時計「O-BOY」の真の機能は緊急時に助けを呼ぶ機能です。
暗い夜道、誰かに跡をつけられている様な気がするから誰かに連絡したいけれどもスマートフォンを出して電話をかけたりメッセージを送ったりすると襲われそうな気がするので恐い、と言う様な時、赤いサイドボタンを5回続けて押せば予め設定してある相手に対してGPSの位置情報と予め設定しておいたメッセージを送信する事ができます。
そして助けを求めた場所が携帯電話の電波の入らない場所であった場合、地下やトンネルと言った場所でないなら通信衛星介してGPSの位置情報とメッセージは送られます。
そしてこの「O-BOY」が利用する通信衛星は非常にカバー範囲が広く北極、アフリカ大陸中央部、太平洋のど真ん中と言った普通では訪れない様な場所でない限りどこからでも助けを求める事ができるのが最大のメリットであり特徴です。
利用する時のみにだけ費用が発生
そしてまた、この「O-BOY」の魅力的な所はサービスを使う時のみ、月単位で費用が発生するだけで、使わなければ費用は発生しない所です。
つまり年に何回かしか行かない山登りのために万が一の事を考えて毎月、使用料を払い続けなくても良いのです。
そしてサービスは大きく3つあり、”GetMe”はボタンを5回プッシュで登録した連絡先にGPS情報を送信するサービスで$9.95/月です。
次に”ResucueMe”は救助を要請するサービスで、ボタンを8回プッシュする事で画面が赤くなりビープ音が鳴る事で実際にレスキュー信号が送信された事を確認する事ができ、契約している地元のレスキューチームへと通報が行く様になっています。
また”ResucueMe”は$28.95〜/月と非常に利用料は高いのですが、この費用最大5万ドルの保険費用も含まれているため、それを考えれば安いものです。
そして最後に紹介する”TrackMe”は、常に居場所を通知するサービスで、ボタンを10秒間長押しする事で画面が緑色に変わり、指定された間隔(5分、20分、60分等)で最大4名に位置情報を伝える事ができ、費用は$19.95〜/月ですので、もし詳しいサービス内容等をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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