最近ECサイトでもよく見かける様になって来たペン型ドライバーですが、このペン型ドライバーの1番良い所は、ペンケースに入れても持ち歩ける携帯性の良さと、リアルに本体の形状はペンなので、クリアランスのない狭い場所でも使い易い所です。
一方デメリットはあの棒状の筒の中にバッテリーやモーターが入っているので、ビットホルダーがモーター直結になっている事で、トルク(=パワー)が弱い所で、特に安価な製品はその傾向が強く、こんな細いネジも外せないの?と思う様な事も多々あります。
ところが今回紹介するペン型ドライバー「XCraft Tool」は、何と穴開けや研磨まで出来る所からトルクも強くパワフルです。
研磨や穴開け加工が可能
今回紹介するペン型ドライバー「XCraft Tool」において1番魅力的なのは研磨用ビットが付属している所です。
ペン型ドライバーは一般的には通称ミニビットと呼ばれているサイズのビットを採用しており、このサイズのビットは主にドライバービットしかないのが普通で、付属していたとしても穴を開けるタイプのドリルビットが付属していれば良い方なのですが、この「XCraft Tool」では何と磨く為のウールヘッドと、研磨する為のスチール製の研磨ビットの2つが付属しています。
基本的に研磨用ビットはチャックで締め付けるタイプの棒タイプのものしかありませんので、カチッっとはめられるビットタイプは扱いも簡単ですし、チャックで締め付けなくて良いので、滑って空回りすると言った事もありません。
更に穴を開ける為のドリルビット1.0mm、1.5mm、2.0mm、2.5mmのドリルビットも付属しており、ペン型ドライバーと言う性質上、最大トルクはHighスピードで0.35〜0.45Nm(3.6kgf/cm)なので金属に穴を開けられる程のトルクはないのですが、木材や樹脂に穴を開ける程度でしたら可能ですし、スピードも低速で200rpm、高速で300rpmと比較的低速回転なので材料を割らずに安心して穴開け加工も行えます。
合計29種類のビットが付属
そしてこのペン型ドライバー「XCraft Tool」はマグネット開閉式のケースにドライバー本体及びビット、充電ケーブル、消磁器などがセットになって収められており、ビットの種類は
プラス:PH000、PH00、PH1、PH2 と精密から電化製品の分解まで可能な様に4サイズのビットが付属しており、
マイナス:SL1.5、SL2.0、SL3.0、SL4.0
トルクス:T2、T3
トルクス(いじり止め付き):T5H、T6H、T8H、T10H、T15H
星形:P2、P5
六角:H1.5、H2.0
U型:U2.6
三角:2.3
Y型:Y0.6
とスマートフォンの分解修理から家電修理まで幅広く使えるビットがセットになっています。
またこの他に前述した4サイズのドリルビットがそれぞれ2本の計8本、そして研磨ビットが2種類付属しており、手回しでも最大3Nmの力で締め付けられる様にもなっていますので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/uftools/uf-tools-electric-polisher-screwdriver-and-driller
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