慣れと言うものは恐ろしいもので、今ではどこか建物に入る際には必ず出入り口に手指消毒用のアルコールディスペンサーが置かれており、手指を消毒するのが当たり前の様になっていますし、あのアルコールディスペンサーを見ると条件反射的に近寄って行って無意識で手指を消毒する様になっています。
ただ厄介なのは荷物で片手が塞がっている時です。バッグなら持ち手の部分に一時的に腕を通して手をフリーにしてアルコール消毒が出来ますが、何か掴んでいる状態ですと両手を使わないといけないアルコールを出す事ができないディスペンサーはちょっと厳しいものがありますし、それは持ち歩いているアルコールディスペンサーも同じです。
基本的にはスプレーの様にディスペンサーのボタンの部分を押してアルコールを噴射するので両手を使わないと消毒が出来ませんが、今回紹介するディスペンサー「Soapstone 2.0」なら片手操作ができるので片手が塞がっていても安心です。
片手で握って出せるボトル
今回紹介するディスペンサーの高さは82mmと非常に小さく大人の手であれば、掌と指を使えば、掌で縦方向に握ることができるコンパクトさです。
そのサイズ感と頭部プッシュ、底部排出と言う構造を生かして、指先を底部に、頭のボタンの部分を掌の付け根に引っ掛けて握れば、指先に「Soapstone 2.0」何に入れた手指消毒用のアルコールやアルコールジェルが排出され、もう片方の手で荷物を握って持っていれば片手だけでもアルコールを手の中で揉んで消毒を済ます事ができると言うのが、この「Soapstone 2.0」の特徴です。
ツイストロックで漏れの心配なし
またこう言ったディスペンサーで1番多いのがバッグの中などでスイッチの部分が押されて、中身の液体が知らない間にバッグの中や衣服のポケットの中に漏れ出ている事がある事です。
これがアルコールであればすぐに自然蒸発するので良いのですが、あまりに大量に出ればアルコールを吸ったバッグの中のものが変質・変色すると言った事も有り得ますし、中身がハンドソープだと更に事態は深刻で、重要な書類がハンドソープで汚れたらとなるとさすがに流水で泡が切れるまで流すと言う様な事もできません。
そう言う意味でもこの「Soapstone 2.0」片手に持って親指と人差し指でスイッチの部分を挟んで回してロック、アンロックが出来る様になっていますので、そう言った事故を防ぐ事ができますし、何より既に商品化されている”Soapstone”では似た様な構造なのですが、液体の吐出が側面なのでどうしても口から出た液体が容器の側面を垂れると言うデメリットがあったのですが、この「Soapstone 2.0」では底部からの排出でなおかつスイッチの部分が戻る際に吐出口付近にある液体を空気と一緒に吸い込んで容器内に戻す構造になっていますので、そう言った垂れたりと言う様な事もありません。
粘性のある液体にも使用可能
そしてこの「Soapstone 2.0」では液体を外部に排出する為の吐出口が特殊な構造になっており、粘性の高い液体を入れたとしてもパイプが詰まったりと言う事がないため、手指消毒用のアルコールをはじめ、ジェル状のアルコールはもちろん、液体、泡状のハンドソープや、日焼け止めクリーム、場合によってはシャンプーや歯磨き粉と言ったものまで入れて使用する事ができ、様々な用途に使える様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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