最近のバッグはどの様なタイプのバッグでも、システマティックな収納と拡張性が見られ、例えばスマホ、ワイヤレスイヤホン、バッテリー、充電器、財布、カード類等が取り出し易い様に考えて専用のポケットがベストだと考えられる位置に設けられている他、荷物の量に合わせてバッグの容量を変化させる事ができるジャストサイズ的なバッグの容量を変えられる様になっていたりします。
そして後者のバッグの容量を変えられるメリットは、無駄に大きなバッグを持たなくて良い所です。
最近ではコンパクトなエコバッグもたくさんあるのですが、荷物が増えたとしてもバッグは1つにまとめておきたいと言う方にとって荷物の量に対して大きさを変える事ができるバッグは非常にメリットが大きく、今回は3つのバッグに変身させる事ができるサコッシュ「marcher 3-way bag」をご紹介致します。
サコッシュとは
肩掛けバッグの1つであるサコッシュ(sacoche)はフランス語でカバンや袋を意味し、もともとは自転車のロードレースやトライアスロンなどに出場する選手に対してサポートメンバーが補給食等を携行するのに用いられたのが始まりで、基本型は小さなバッグの斜めがけるベルト(ストラップ)で、動きやすく両手が自由に使えるのがポイントなバッグです。
そして今回紹介するサコッシュ「marcher 3-way bag」はまず底部にペットボトルや折り畳み傘をぶら下げておく事ができるゴムベルトがついており、濡れた傘から水滴が落ちたり、冷えたベットボトルが結露したりしてもバッグの中のものが濡れたりしない様配慮されているのがポイントです。
またフロント部分にハの字にカットされたポケットが設けてあるのですが、ポケットに入れたものが飛び出ない様に、さり気なくオーバーラップする蓋の役目をする布が設けてありますので、走っても安心です。
トートバッグに変身
今回紹介する「marcher 3-way bag」はサコッシュの他にもう2つのバッグ形態に変形する事ができ、その1つがトートバッグです。
とは言っても内容量が4Lから一気に3倍の12Lに増え、サコッシュからトートバッグへの変形は、底部の500mLのペットボトルやそれと同等サイズの折り畳み傘を入れておく事のできる窪みの中に折り畳まれてて収納されている布を引き出す事で容量アップをする事ができます。
またサコッシュの基本は斜めがけできる長めのベルトしか付属していませんが、この「marcher 3-way bag」にはもう1本、脇の下から三点止めできるベルトが付属していますので、いくら飛び跳ねようとバッグが身体から抜け落ちる事がない他、ひったくり等の防止にも繋がります。
バックパック
そして最後にトランスフォームするのはバックパックです。
と言ってもバッグの変形はなく、ベルト(ストラップ)の金具をベルトの中心部分に持って行き、金具をサコッシュのトップのリング上のフック(持ち手)に引っ掛ける事で背中に背負える様になります。
これはトートバッグと呼んでいるバッグの下部のコンパートメントを開放した状態でもサコッシュ状態でも、ベルトを分割して両肩にかければバックパックの形状となりサコッシュの状態でも背中に背負える様になっています。
またベルトの両端をあえてロープにする事でバックル等の金具を不要にし、バッグの総重量をたった188gに抑えているのも特徴ですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/gr-greenroom/marcher-3-way-bag-sacoche-tote-and-backpack
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