もし、みなさんが数字や文字をPCに入力する為に使っているキーボードが、みなさんが使っている食器と同じ様に陶器で作られている陶器製だと言われたどんな事を想像しますか?
陶器てある程度重さがあるから、キーを打つのにめっちゃ力がいるんじゃないかと考えられる方もおられるでしょうし、夏はヒンヤリとして気持ちいいけれど、冬場はキーに触れると冷たそうなんて事を思われる方もおられるでしょう。
またキーボードのキートップにセラミックを使うなんてただのインテリアで使えないんじゃないと思われる方もおられるかと思いますが、是非一度セラミック製キートップ「Cerakey」をご覧ください。
実は文字入力を楽にするセラミック製キートップ
今回紹介するセラミック製のキートップはレターキーと呼ばれるファンクションキーや、数字や文字を入力する為の1番小さいキーの重さは3.5g、2.25U幅の特殊キー(シフトキーやコントロールキー)は7g、2.75U幅の特殊キーは8.6g、CapsLockは6gお、Backspaceキーは8.5g、そしてスペースキーは何と32gと、樹脂製のキートップですと重くても1g、軽いと1g以下ですからそれと比較すると相当重い事が分かります。
そしてこのセラミックキーが何故、文字入力を楽にするのかと言うと重さがあるからです。
このキートップはCherryMX系等のいわゆるゲーミングキーに被せて使用するのですが、ゲーミングキーの押込圧と言って、キーを押し込むのに必要な力はおよそ45〜60cNなので分かり易い単位で言えば45〜60gの力が必要になりますが、キーを押し込む際に重いキートップが加速度を加える事でキートップそのものがキーを押さえ込む手助けをしてくれますので、キーの持つ押込圧以下の力でキーを押す事ができると言う事になり、より少ない、小さな力でキーを押す事ができますのでその分、指や腕の疲れも軽減されます。
ただキーが重くなった分、戻りは多少は遅くなるので、ゲーミングキーボードにセラミック製のキートップを使うのはスピードの悪化を招くのでオススメではありませんが、文章を書いたり、プログラミングをしたりと言った仕事が多い方は是非使ってみるよ良いかもしれません。
113キーキャップセット
そしてこの「Cerakey」はテンキーまで装備したフルキーボードにも使える様に113キー全てのキートップが付属しています。
もちろん今すぐにでも。テンキー付きのフルキーボードについているキートップを引き抜いて頭をすげ替える事ができますが、キーの数が113キーあると言うだけで、基本的なキーの種類は決まっていますので、少しキーの少ない104キーや98キー、ノートPCのキーボードの様に必要なものしかない61キーボードも、このキートップでリプレイスする事ができます。
またMac用キートップも用意されていますが、Commandキーやオプションキーは追加するオプションキーとなっているので、そこは負担が必要になります。
またキートップと言う頭をすげ替えるだけですので、ゲーミングキーが持つカシャカシャ、カチャカチャと言った反響音には全く影響ありません。
カラーは全部で8種類
またセラミック製キートップはCrazedと言う水色系のものに加え、定番のホワイト&ブラックのほか、Indigoカラー、ピンク、Canalブルー、レッド、アクアグリーンと言ったカラーオプションがあり、レターキーはホワイトオンリーで、スペースキーやエンターキー、シフトキーと言った特殊キーが別カラーになったツートン仕様もラインアップされていますので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/cerakey/cerakey-the-first-keyboard-that-made-of-ceramic
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