最近では、撮影時の演出効果を上げるためにカメラに、角型フィルターに加えて円形フィルターと言った複数のフィルターを組み合わせられる様になっているものが増えて来ています。特に角型フィルターのグラデーションNDフィルター等は1つの画像の中で上から下、下から上へ向かって明るさを変化させる事ができますので、同じ雲の谷間から差し込む一筋の光を撮影したとしてもより幻想的な画像を撮影する事ができます。
ただ屋外での撮影は、雲の動きに合わせて光は刻一刻と変化しますので、その変化に合わせてフィルターを交換するには従来の差し込み式やねじ込み式のフィルターでは交換に時間がかかってしまいせっかくのシャッターチャンス、撮影タイミングを逃してしまいます。
そこで今回は、全ての機材をマグネットによって脱着出来る様にする事で、素早く交換が可能なマグネットフィルターシステム「REVORING Swift」をご紹介致します。
レンズの交換が容易なREVORINGテクノロジー
まず最初に今回紹介するマグネットフィルターシステム「REVORING Swift」では、マグネットによってフィルターの脱着が一瞬で出来るだけでなく、レンズの交換やフィルターを使うカメラの交換が非常に素早く出来る様になっているのが特徴です。
まずレンズはサイズや、メーカーによって口径が違いますので、それに合わせてフィルターも手持ちのレンズの口径サイズ分用意しなくてはいけませんし、それを全て持って撮影場所まで行かなくてはいけません。
ですがこの「REVORING Swift」を使う事でフィルター関係の機材を最小化できるだけでなく交換も素早く出来るのですが、それを可能にしているのがREVORINGテクノロジーと言う特許を取得した技術です。
まずレンズの取り付けるアダプターですが、46〜62mm、58〜77mm、67〜82mm、82〜95mmと言うサイズ幅のレンズに脱着できるレンズアダプターがラインアップされているのですが、このアダプターリングをレンズに取り付けておく事で、このアダプターにはめるフィルターは全て磁力で脱着する様に設計されていますので、レンズ交換も予めレンズにこのアダプターを取り付けておけば、フィルターを剥がしレンズを外して新しいレンズを取り付けたら後はフィルターを近づけるだけで磁力で取りつくので非常に素早く撮影を再開する事ができます。
またアダプターをレンズの本数分用意さえしておけば、レンズ口径に合わせて同じフィルターを何枚も購入する必要はなく出費も少なくて助かります。
一瞬で交換できるフィルター
そして実際のフィルターですが、円形フィルターも磁力でアダプターに吸着する様になっており一瞬で脱着できる様になっているのですが、角型フィルターと合わせた時もホルダーを使う事で簡単に引き抜いてフィルターの交換が可能になっています。
更にフィルターにはレバーがついており、レバーを回す事でNDフィルター等は色相を簡単に変える事が出来る様になっていますし、
角型フィルターも固定さえしなければフィルターも磁力で脱着できるので調整なども手でフィルターを摘まんで移動させる事ができるので、非常に素早く撮影に移る事ができます。
更に角型フィルターに関しては市販の100×100mm、100×150mmサイズのフィルターを、角型フレームのフレームを外してレンズだけ入れ替える事ができますので、ラインアップにないフィルターを使いたいと言う様な時に便利です。
フィルターの上に装着可能なマットボックスやレンズフード
そしてこの「REVORING Swift」のもう1つの魅力点は、レンズへ差し込む光がレンズに反射して映り込む光の筋を抑制できるレンズフードやマットボックスがオプションで用意されている事です。
角型フィルターの上からマットボックスやレンズフードは取り付けられませんが、円形フィルターならネジ込まなくても簡単に磁力で脱着できますので、ファインダーを覗いた時に光が乱反射していたらすぐにフードを取り付けて撮影を開始できますので、良いシーンを撮り逃がす事言う事も避ける事ができますので、ラインアップされているフィルターの種類も含めて下記URLにてご確認ください。
https://www.kickstarter.com/projects/revoring/revoring-swift-magnetic-video-and-photo-filter-system
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