FPSゲームでは主人公を移動させ、武器を使うと行った操作だけではなく、視点を変えたり体勢を変えたり、武器を変えたり、回復させたりと非常に多くのコマンドがキーボードに割り当てられており、これを白熱し、緊張した場面でキーの打ち間違いなく正確に素早く打てるかと言うと、確実性は誰にもありませんし、もし隣合うキーに違う機能が割り当てられておりそのキーを間違って押した時に、支障のない場合もあれば多いに支障をきたす場合もあります。
そこでゲーミングマウスなどはサイドボタン等のキーを増やす事でキーボードミスと操作の迅速さを手助けしていますが、ボタンが増えればそれはそれで押し間違いを生む結果となります。
そこで今回はゲーム中に使っていない足に着目し、両足合わせて6つの機能を割り当てられるMSI社製のゲーミング用フットペダルコントローラー「MSI Liberator」をご紹介致します。
左右に足を捻って操作
従来のゲーミング用フットコントローラーには、例えばカーレースゲーム向けのアクセルとブレーキ中にはクラッチを備えたものや、フライトシュミレーター向けのラダーペダル、一般的なゲーム用には1つから3つのボタンがセットになったピアノのフットペダルの様なペダルがあります。
操作的には踏んでスイッチを押すだけなので、1ペダルのものはペダルの上に足をかけておけば瞬時に反応してペダルを押せますが、それだと1つの機能しか使えません。
一方で複数ペダルのあるものは、踏み間違いを防ぐ為にかなり離れた状態でペダルが並んでいますので、踏み間違いはありませんが、ペダルとペダルの移動に時間がかかりますし、踏んだ時に少しズレていると押せないと言ったデメリットもあります。
そう言った中で今回紹介する「MSI Liberator」はつま先で踏み込むペダル(ボタン)もあるのですが、それにプラスして左右の側面にボタンが配置されており、足を少し右に左に動かすだけで2つのスイッチを押し分ける事ができ、ほんの少し足を動かすだけで3つのスイッチを操作する事ができ、それぞれ動かす方向が違うので押し間違いと言う事もありません。
また「MSI Liberator」を2台置き、左右の足で操作すれば最大6つの機能を左右の足で使い分ける事ができますので操作がかなり楽にそして早く正確に出来るのは言うまでもありませんし、何とフットスイッチは最大4台まで接続可能なので4台使用すれば足だけで12もの操作ができる事になります。
ストロークを最小にする3つのアダプタ
そして左右のサイドボタンのキャップはマグネット式の脱着になっており、SMALL,MEDIUM、LARGEと言う3つの厚みの違うスイッチカバーが用意されています。
この3つのカバーの選択基準は足の幅でやはりスイッチと足との隙間が狭いとほんの少しプルッと足を動かしただけでもスイッチを誤って押す事がありますし、逆に隙間が広いとかなり足を左右に振らないとスイッチが押せないために操作が遅れてしまいます。
そう言った事で足の幅に合わせてジャストサイズのカバーを選ぶ事でも、より素早い、誤操作のないスイッチ入力が行えます。
ゲーム以外でも利用可能
またこのフットペダルは専用アプリによって任意のキーストロークを割り当てる事ができますので、アプリ毎にショートカットが割り当てられたキーがあれば、このフットペダルに割り当てて操作する事ができますので、例えばzoomでミュートやカメラのON/OFF等を割り当てておくと、いちいち画面上のアイコンを操作しなくても操作できますので便利ですので詳細につきまして下記URLをご覧ください。
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