最近の空調服はとてもドレスチックになり、その昔は現場作業にこれから行きます、と言う様な感じの空調服しかありませんでしたが、今ではスポーティーなものもあり、運動中に涼を取れたり、女性が外出時に身に着けてもえ?空調服着ているの?と一緒にいる友人が全く気が付かない様なオシャレな空調服もあり、非常にバリエーションに富んでいます。
ただ空調服は外気を服の中に取り込んでいるだけなので、体温よりも外気温の方が高ければ当然、冷却すると言う効果は全くなく、ただ服の中の風の流れによって汗は飛んで皮膚はカラッとした状態は保てますが、ただそれだけで涼しくは感じません。
そこで今回は外気温が高くても涼しく感じるウェアラブルクーラー「Ucoolity」をご紹介致します。
原理はSONYの”REON POCKET”と同じ
今回紹介するウェアラブルクーラー「Ucoolity」が身体を冷やしたり暖めたりする原理はSONYの着るクーラー”REON POCKET”と同じで、ターゲットは背中、左右の肩甲骨上部の間です。
人は身体のどこでも温度を感じ取る事ができますが、暑い寒いと言った周囲の気温を感じ取り、実際に体温を調整する受容器官は胸と背中の首元にあると言う事が分かっており、ここを暖めたり冷やすだけで身体全体がポカポカと暖かく感じたり、涼しく感じたりする事が立証されています。
それが故にSONYが数年前から販売している”REON POCKET”と言う着るクーラーは、電気を通す事で発熱したり冷却するペルチェ素子と言う熱半導体を使い実際に身体の体温調整が行える画期的なデバイスで、今回紹介する「Ucoolity」も同じ様にペルチェ素子を使い身体を暖めたり冷やしたりできるウェアラブルクーラーなのです。
フルパワーでも3時間、ロングライフモードなら最大10時間
そしてこの「Ucoolity」は3,000mAhもの大容量バッテリーを搭載する事で、フルパワーモードで使えばたった5分で体感温度を周囲の気温−12℃まで下げてくれる他、フルパワーでも何と3時間も連続運転させる事ができるのです。
これを長いと見るか短いと見るかは、使い方次第ですが、最初フルパワーで一気に冷やして後は低電力で動かせば最大10時間使えますので、屋外で仕事される様な方でも十分実用的に使えるのではないでしょうか?
大容量のポケットがついたベスト
またこの「Ucoolity」は大口径の排気ファンを内蔵しており、排気ファンの排気を阻害しますと冷却効果が落ちてしまいますので基本的には衣服の上から着用する形になっています。
そのため「Ucoolity」を衣服の上からでも熱を効率良く背中に伝える為に密着させる為のベストに装置を取り付けた上で着る事になりますので、外出時に「Ucoolity」を身に着けるにはカラーバリーションは豊富なのですが、少し躊躇する部分が人によってはあるかと思います。
ただベストには大容量のポケットがあり、ここにはスマホや財布等を入れる事ができますので、ランニング等々の運動時に着用すると言った用途にはベストですし、ポケットにモバイルバッテリーを入れ、「Ucoolity」を充電しながら使えば、フルパワー状態で使用時間を増やせ、使い方によってはベストタイプと言うのも便利ですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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