より広いデスクトップスペースがあった方が作業し易いと言う事はノートPCを使った作業環境も同じで、そう言った環境を作る為にノートPCのモニターに直接取り付ける事が出来る増設モニターが最近では増えており、一般的な増設モニターはモニターを置く場所がなければ置く事が出来ませんが、ノートPCのモニターに直接固定するタイプのモニターはモニターに直接固定するため、モニターを置くスペースがなくても良いと言うメリットがあります。
ただモニターに直接固定する為にノートPCのモニターのヒンジに荷重がかかり破損してしまうのではないかと言う心配がつきものなのですが、今回紹介するノートPC「GPD DUO」では設計段階で上下2段モニターにしているため、そう言った破損の心配をする事なく安心して使用する事が出来ます。
2枚合わせると18インチの縦長ディスプレイに
今回紹介するノートPCノートPC「GPD DUO」では、13.3インチのOLEDディスプレイを縦に2枚並べた、ちょっと珍しい形状のディスプレイを持つノートPCで2枚のディスプレイを1枚に使用する事で縦長の18インチのディスプレイとして使用する事が出来る様になっています。
そのため、例えばWordで文章を編集すると言った場合に2枚のディスプレイいっぱいに文章を表示する事で編集中の文章をより広く表示する事が出来ますので、編集し易くなるだけでなく、編集中の画面に上に資料のpdfなどを表示させる事で資料を見ながら文章を作成する事ができるだけでなく、左右に資料を置くとどうしても首を回さなくてはならず、その分だけ余分な動作が入りますが、上下の場合は目線の移動だけで済むので作業もし易く、早くできます。
そしてまたディスプレイは立てて縦に2枚並べる事もできれば、上のディスプレイを折り、迎えに座るクライアントにディスプレイを見せながらプレゼンをしたりすると言った使い方も出来ますし、10点マルチタッチになっていますので、タッチ操作もできる様になっています。
ゲーミングPC仕様
次にこのノートPC「GPD DUO」で注目したいのはゲーミングPC仕様になっている所です。
この「GPD DUO」にはCPUに”AMD Dyzen AI 9 HX370”と”AMD Ryzen 7 8840U”を採用した2タイプのノートPCがラインアップされており、HX370を採用したPCではGPUに”AMD Radeon 890M”を、8840Uでは”AMD Radeon 780M”を採用しており、もしGPUパワーが足りないのであればOculinkポートやUSB4ポートを備えており、外付けのGPU、GPD G1などを使用する事が出来る様になっています。
そしてメモリーは16G/32G/64GBのラインアップが用意されている他、M.2 NVMe SSDスロットも2つ用意されており最大4TBまでの2280サイズのSSDを最大2枚搭載する事が出来る様になっています。
そしてゲーミングPCですからネットワーク周りも2.5Gb Eathernet Portの他、Wi-Fi 6E、Bluetooth5.3をサポートしています。
モニター単体での使用も可能
そしてこの「GPD DUO」では、上の方のディスプレイだけを単体で外部ディスプレイとして使用できるモードが用意されており、USB-Cケーブルを使いスマートフォンやタブレット、USB-Cディスプレイ出力に対応したゲーム機などを接続し13.3インチの大画面でゲームなどをプレイすると言った場合にも利用可能ですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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