暗い夜道を自転車に乗って走っていると、いくらLEDテールライトを明るいものに変えても、後ろから走って来る自動車のドライバーは、自分が走っている事に気が付いていないの?と思う事がしばしばあります。
それは1つには自転車のライトって車体に取り付けるとどんなに高い位置に取り付けても人間の腰くらいの位置なのでトラックの様にドライバーの目線が高いと身体や車体に光源が隠されて見えないと言う事も考えられますし、自動車のライトの様に周囲を照らし出してくれれば、照明が照らし出した周囲の景色から相手との距離もおよそ計算する事ができますが、小さな自転車のテールライトの光源では、周囲も照らし出さないので、距離感が掴めないと言う事も考えられます。
ではどうしたら後ろから迫って来るドライバーが、しっかりと自転車に乗って走っている自分を認識し、安全に走行してくれるのか?を研究し製品化されたのが今回紹介するLEDテールライト「FLOCK LIGHT」です。
バイオモーション
バイオモーションと言うのは生物の動きに付けられた名前であり、何千年にもわたる進化のおかげで、私たちの脳はそれを非常に迅速に認識できるように組み込まれている記憶、データの様なもので、例えば動物が襲う様な仕草をすれば、その動物を見るのが初めてだとしても私たちは遺伝子の中に組み込まれている経験に基づいて最大限の警戒行動を取りますが、そう言った生物の特徴的な動きで生物を特定する能力を持っています。
そしてこの「FLOCK LIGHT」は直下を照らし出すLEDによってペダルをごく足を暗闇の中に浮かび上がらせ、浮かび上がったペダルをごく足の動きによって、前方を走っているのが自転車を漕いで移動しているのは人である事をドライバーに認識させるだけでなく広範囲に地面を含めて照らし出す赤色のLEDによって前方を走る自転車との距離感を認識させる事も同時に出来る様に工夫されています。
4つの点灯モード
次にLEDテールライトとしての機能ですが、まず夜間の点灯モードは2つで、”BIOMOTION”は足下を照らす赤色LEDは常時点灯したまま、後方に照射するLEDは点滅させ最大限に注意を引く為のモードで、連続使用時感は最大3時間で、”GROUP”は”BIOMOTION”と同様に足下を照らすLEDは100%全開なのですが、後方に照射するLEDは輝度を落としているので連続使用時間は最大6時間で、どちらもBIOMOTIONがメインです。
そして昼間の点灯モード”DAYTIME”と”ECO”は、点滅間隔、点灯している時間がDAYTIMEの方が点滅間隔は短く、点灯時間は長く設定されており、”DAYTIME”は連続使用時感は最大20時間でECOは20時間の連続点灯が可能です。
Grip Clipで片手で脱着
そしてまたこのLEDテールライト「FLOCK LIGHT」は充電式のため脱着できる様になっているのですが、片手で簡単に脱着できるのが特徴で、取り付ける際にはホルダーにホルダーを押し込むと言ったそんな簡単な動作で装着ができ、外す際には指先で摘まんで引っ張れば簡単に抜ける構造となっています。
また走行中の振動で抜けたりしない為の防護策も施されており、バッテリー残量も本体に設けられたLEDインジケータで確認できる様にもなっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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