iPadを使った描画作業はオフィスや自宅ではスタンド等を使う事で割と快適に描画作業を行う事ができますが、例えば屋外でスケッチすると言った場合、最近のiPad ProやiPad Airはベゼル(縁)も狭いため、iPadを手で挟んで持つと画面に触れてしまう為に誤操作してしまったり、触らない様に持つと持ち辛くて指がプルプルと震えたりと身体への負担が大きくなります。
また、お腹や胸に当て手で挟んでだ状態だとほぼ下を向いた状態になりますので、今度は首や肩が痛くなる等の症状が出て来て描画するどころではなくなって来ます。
なので画面をうまく加工してiPadが固定できる様にしたりと言った工夫をされて、iPadでスケッチする際の身体への負担が軽くなる様にされている方もおられますが、今回紹介する「Darkboard ipad」を使えば、屋外でのスケッチ以外にも、リビングのソファーでだとか、ベッドに持たれかけての描画作業も非常に楽に行う事ができます。
計算され尽くしたエルゴノミックデザイン
今回紹介するiPadホルダー「Darkboard ipad」は、言うなれば非常にデカいiPadホルダーと言うだけで、実用性としてはスケッチする以外には大きいだけの板の様なものでメリットはあまりありません。
ですがこの大きさこそがiPadで描画作業をする際に大いに身体に対する負担を軽減する事に非常に役立っており、例えば大きなボードの中央の穴に入ったiPadは、「Darkboard ipad」の枠の分だけ身体から離れますので、その分だけでも顔の位置が上がり首や肩への負担が減ります。
次に大きな画板の板は置いて使いますので、手でiPadを握る、つかむと言う事がないので手が楽になります。更にこの「Darkboard ipad」の厚みは33mmあるのですが、この厚みと言うのは指で掴まなくても掌で挟んで持つと言うのには最適な厚みなので握る時の負担も劇的に軽減しますし、外へ向かってなだらかに傾斜している事で本当に手にピッタリとフィットして持つ力も最小限で済む様に考えられています。
更にこの「Darkboard ipad」は表面にはEVAフォームと言ってソールやジョイントクッションと言った衝撃吸収材にも使われている素材が使われており、「Darkboard ipad」の上に置いた腕を優しく包む様に保持する事から長時間描画作業を行った時の疲労も大きく低減します。
スペシャル・セーフティー
次に「Darkboard ipad」は使い勝手と言う点においても素晴らしく、例えば「Darkboard ipad」にiPadをセットする際にには横からスライドインさせるだけで固定され、取り外す際にもコネクタ部分に設けられたスロープの部分に指を差し込み、iPadをちょっと持ち上げて摘まんで引き出すだけで簡単に脱着が行えます。
ですがそれでいて「Darkboard ipad」を逆さまにしてもiPadが抜け出て落下すると言う様な事は無く「Darkboard ipad」にiPadを取り付けたまま移動しても安全ですし、もしiPad側を下にして落としてしまったとしても「Darkboard ipad」とiPadのモニターには1mmの段差が出来る様に溝は作られており直接、iPadが地面と接触して破損しない様にも考えられています。
更にApplePencilは「Darkboard ipad」にiPadを差し込んだ状態でもiPadに装着できる様になっていますし、カメラホールも設けてあり、装着したままでのカメラでの撮影も出来るほか、もちろん充電だって可能な様に設計されています。
iPadのサイズによって2種類のラインナップ
また「Darkboard ipad」は12.9インチiPad Pro用の”D1”、そして11インチのiPad Pro、10.9インチのiPad Air用の”D2”の2種類がラインアップされており、これ以外のiPadは使えません。
更に両者はiPadを差し込む為の凹のサイズが違うだけではなく全体的な大きさも”D1”は460mm×360mm×33mmで”D2”は422mm×330mm×33mmと、横幅がD1の方が大きくなっており実際のサイズ感を知りたい方は下記URLをご覧になるかスケッチブックなどを同じサイズにカットしてお確かめ下さい。
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