楽器を始めたいなと思った時に1番最初に思いつく楽器の定番と言えばギターです。
ギターはクラシックギターにしてもエレキギターにしてもそんなに大きな音は出ない為、マンションで弾いてもあまり周囲に迷惑をかける事はありませんし、ピアノの様に両手で別々な和音や鍵盤を叩くと言う様な複雑な操作もないので比較的、楽器初心者でも始めやすい楽器です。
ただ、誰もが簡単に弾けるのかと言えば、まず最初の難関はコードです。コードそのもはあまり多くないので覚えるのは覚えられるのですが、弦を指先でギュと押しつけなくてはいけませんので、他の弦を抑えてはいけないので手を回して指先を立てなければならず、最初は力が入りますので腕が痛怠くなったり、指先の痛い日々がギタータコが出来るまでは続きます。
それ故に指先の痛みで続かず、途中で挫折してしまう方も多いのですが、今回紹介するエアギター「AeroGuitar」なら抑える弦も弾く弦もないので演奏を楽しむ事ができます。
指が痛くならないシリコン弦
今回紹介するエアギター、エアロギター「AeroGuitar」は、名前から想像すると弦も何もないギターの様に見えますが、実際のところは弦がついており抑える事で音もリアルに変化します。
ただ、弦そのものはシリコン製で指で押さえたとしてもピンと張られた弦を抑える訳ではないので何時間抑えていても指に弦がくい込んで痛いと言う事はなく、弦の下にはフレット毎に圧力センサーが内蔵されていて、弦を指で押さえる事で圧力センサーがその圧力を検知し、リアルにコードを再現してくれますので、エアギターの様に曲に合わせてただ指や腕を動かすと言うのではなくリアルに弾く事ができると言うのがエアギターとの大きな違いになります。
そしてピックアップ部分にはこちらにはリアルな弦が張られており、指やピックで弾いて音を鳴らすのはもちろんですが、ピッキングハーモニクスと言った高度な弾き方も出来ますので、サウンド的にはリアルなギターに近く、それでいて弦を抑えても痛くない、言うなれば良いとこ取りをしたギターとも言えます。
充実した練習アプリ
次に初心者向けの練習用アプリの機能も非常に充実しており、例えば1000曲以上のメジャーな練習曲が収録されている他、スマートフォンやタブレットに映し出されるコードの指の場所を確認しながら練習でき、更にはスピードなども変えられるので最初はゆっくりなスピードで練習する事ができます。
また多くのギター演奏アプリがコードの位置を表示するだけなのに対して、ダウンピッキング、アップピッキングの方向までをも表示してくれるのが特徴的で、意外と初心者はダウンピッキングだけで弾いてしまうので、このピッキングの方向表示に関しては完璧なサポートと言えますし、これならコーチや先生がいなくても安心です。
またスマホやタブレットとBluetoothでペアリングしておけば、コードはネックサイドに埋め込まれたLEDでどのコードを弾けば良いのか指し示してくれますし、アプリと連動してシンクロ演奏が可能です。
Bluetooth MIDI & USB MIDI
そしてまた、Bluetooth MIDI、USB MIDI出力の機能を持っており、MIDI対応のアプリを使う事でもちろん録音する事もできますし、作曲すると言った用途にも使えます。
更にこのギターは50Wのアンプを内蔵しており、アンプなしで演奏が可能な上、マイク入力を備えていますのでマイクを繋いで歌う事もできますし、Bluetoothでスマホに接続し、スマホで楽曲を演奏しつつマイクで歌い、そして「AeroGuitar」でセッションすると言った事もでき、路上ライブ等もこのギター1本で出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/217476900/aeroguitar-smart-guitar-for-beginner-and-pro
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