カッティングプロッタとは無地の粘着シートをカットしステッカー等を作ったりアイロンシートをカットしてアイロンプリントを自作できたりするプリンターの様なもので、小さなお子さんがおられる様な家庭ではアイロンシートを使って可愛いイラストを作って子どもさんの洋服に貼り付けたりしてあげる事ができます。
そしてまた、仲間と一緒にスポーツをやっていたり趣味を一緒に楽しんだりしているのであれば、チーム、グループオリジナルのステッカーを作りそれぞれ愛車に貼ったりして連帯感・統一感を楽しんだりすることが出来ますしステッカーを配って仲間を増やしたりと言う事にも繋がります。
そこで今回は、皆さんが使いやすいスマートフォンからもデザインできるカッティングプロッタ「LOKLIK Crafter Cutting Machine」をご紹介致します。
動作音が他のカッティングプロッターよりも静か
カッティングプロッターはインクヘッドの代わりにヘッドに専用の鋭利な刃を取付け、ヘッドを動かしながら素材をカットしていくだけのプリンターなのですが、家庭向けのものはとにかく喧しい!!
何が喧しいのかと言えばそれはモーターで、構造的に似ているインクジェットプリンターとは似て非なるものくらい喧しく、ヘッドを動かすスティッピングモーターはキーキー鳴くわ、刃を置いたり上げたりするソレノイドはガチャガチャ鳴るわで、掃除機並に喧しいので、近くで寝ている方がいたりすると絶対に使えません。
一方今回紹介する「LOKLIK Crafter Cutting Machine」は一般的なカッティングプロッタよりも20dBほど音が低く、動作中は70dBほどのガヤガヤと話し声が飛び交う休み時間の教室であったり、オフィス程度の賑やかさはあるものの、あのキーキーと鳴る音が嫌だと言う方にはオススメです。
描画とカットが同時に行えるカッティグプロッタ
プロッタと言うのは元々、図面を引く為のプリンターで、ヘッド部分にペンを装着し、そのペンを動かしながら図面を描く装置で、ペンを刃に置き換えたのがカッティングプロッターと言う事になります。
ですからカッティングプロッターはカット用の刃の代わりにペンを取付て絵を描かせたりする事もできますし、絵を描かせてから刃に変えて、描いた絵を切り出すと言った事もできます。
ですからこの「LOKLIK Crafter Cutting Machine」がペンで絵が描けて刃でカットできると言っても何の不思議もないのですが、ヘッドにはホルダーが2個あり片方にはペン、片方には刃と言う風にペンと刃を両方同時に取り付けられる様になっており、1回のプリントで描画とカットの両方が同時に出来ると言うのが便利な所で、ペンと刃を入れ替えたりする手間がかからない分、作品を早く仕上げる事ができます。
そしてプロッターにはプリントしたものをカットすると言う機能がアプリにはたいてい入っているのですが、そのカット線と言うのはもちろん自分で書き込んで行かなくてはいけません。
ですがこの「LOKLIK Crafter Cutting Machine」の専用アプリは画像に写っている被写体の輪郭を自動で抽出しカット線を描いてくれますので、初心者でもポップアップを簡単に作成する事ができます。
スマホやタブレットでデザイン
そして「LOKLIK Crafter Cutting Machine」の専用アプリはPC向けのものの他にスマートフォンやタブレットで使えるアプリも提供されており、みなさんが持っているiPhoneやiPad、Androidと言った端末でもデザインできるのがこの「LOKLIK Crafter Cutting Machine」の魅力的な所です。
と言うのもカッティングプロッタのデータはPhotoshopやIllustratorで作るが一般的な上、ドライバーがなければプリントできませんのでスマートフォンやタブレットでデザインすると言うのは出来なかったのですが、最近ではPC不要でスマホやタブレットでもデザインできるものが出て来ており、この「LOKLIK Crafter Cutting Machine」もその1つで、シートは30cm以内幅のシートであればロール紙のカットもできますので、横断幕の様なものもカットしようと思えば出来ます。
また有料にはなりますが、デザインはできないけど使ってみたいと言う方にはステッカー等のイラストをダウンロードできるサービスも提供されていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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