今ではスマートフォンは時刻設定を自動にしておけば、海外へ行った様な際にはその現地の時刻に自動的に合わせてくれますし、スマートウォッチ等もスマートフォンとペアリングされているものは基本的には自動的に合わせてくれるなど、時差って何時間だったっけ?なんて事は気にしなくて済みます。
また海外に住む友人や家族とやりとりしたいと思った時に現地時刻を知る為には世界時計など見れば現地の時間をすぐに知る事が出来ますが、腕時計の中には世界時計、ワールドタイム時計、2都市時計と言った名称で今の時刻と海外の都市の時刻を表示する為の時計があります。
今回紹介する「Aerotec Ace X」はセイコーのNH34と言う2都市の時刻を表示出来るムーブメントを採用しています。
NH34 GMTムーブメントの時刻の読み方
今回紹介する腕時計「Aerotec Ace X」のムーブメントにはNH34 GMTと言うセイコー製のムーブメントが採用されているのですが、このムーブメントには一般的なアナログ時計の針は2本ないし秒針を入れて3本なのに対して4本の針を持っています。
そして4本の針は時、分、秒の他、オレンジ色の針はもう1都市が今何時であるのかを表しており、オレンジ色の時針だけが24時間で1回転する様になっています。
そのためNH34 GMTムーブメントを使った腕時計の文字盤には1〜12の12時間表記の他に1〜24の24時間表記の時刻もプリントされており、基本的に時刻でずれるのは時針で分針と秒針はどの国に行っても同じですのでオレンジの針の差す24時間時刻を見れば、もう1つの都市の時刻が分かりますし、もう1つの時針を見れば今いる国の時刻が分かります。
ダイバーズウォッチとして
次にこの「Aerotec Ace X」はもう1つ、ダイバーズウォッチとしての一面も持っており、NH34 GMTムーブメントを採用した腕時計の多くは外側のベゼルに24時間表記の時刻をプリントするのに対してこの「Aerotec Ace X」では文字盤の外周に24時間表記の時刻をプリントし、ベゼルにはよくダイバーズウォッチで見る5分刻みの60分ぶんの分表示がプリントされています。
また水中で文字盤を真正面に持って来なくても時刻が読める様に文字盤は立体的に作られて斜めに見ても時刻が読める様になっている他、蓄光塗料である”Super-Luminova C3 Lume”を使う事で暗い場所でも時刻が読みやすい様に工夫されています。
そして200M防水になっているほか、文字盤の裏にはマスクをつけシュノーケルを加えたダイバーの姿が彫刻されています。
ラインナップは全3種類
そして「Aerotec Ace X」は基本的なデザインは同じで文字盤やベゼルのカラー違いで文字盤が真っ赤に塗られたRed、そして何も塗られていないSilver、黒っぽく塗られたBurgundy/Blackの3つのラインアップがあり、この他にイタリアンレザーのバンドがオプションで用意されていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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