最近はアクティブトラッカーやヘルストラッカーと言った健康管理を行うFitbitなどのデバイスも安価に手軽に使える様になり、自分の健康状態を自ら可視化して管理されている方が増えており、デバイスとしては時計型とリング型があり、時計型は心拍だけでなく酸素飽和濃度や血圧なども計測できる様になっています。
そしてリング型はやはり大きさの制約、見た目の制約もあり、計測できる生体指標が少なければセンサーの数も減らす事ができますのでケースも小型化できますが、計測する指標が多くなれば比例してボディーは大きくなり、指を使う作業を行う際に支障をきたしたり、見た目が大きすぎてずっと指にはめている事に抵抗を覚える方も少なからずおられます。
そこで今回は、見た目は本当にマリッジリング、エンゲージリングの様にしか見えないアクティブ・ヘルストラッカー「Iris」をご紹介致します。
計測できる指標は11
今回紹介するリング型のアクティブ・ヘルストラッカー「Iris」では、何と6つ(AppleWatchは4つ)ものPPGセンサー(光学式心拍センサー)を搭載しており、まずヘルストラッカーの指標として、心拍センターを使った心拍数、心拍変動の計測、そして酸素飽和濃度(SpO₂)、そして血圧、皮膚表面温度(=体温)の計測が可能です。またPPGセンサーのデータを元に呼吸数などのデータも割り出せる様になっていますし、心身にかかっているストレスレベルのモニタリングなども可能になっています。
そして加速度センサーによって歩数や運動データ、消費カロリーの計測が可能なほか、睡眠のモニタリングも可能になっていますので、言うなれば最新のスマートウォッチやヘルストラッカーやアクティブトラッカーが出来る事はこの「Iris」でも可能となっています。
身に着けやすい、負担にならないサイズ
次にこの「Iris」で驚きなのはやはりサイズです。
PPGセンサーを6つも内蔵している時点でかなり幅と厚みのあるリングにしなければセンサーや通信ユニット、そしてバッテリーなども内蔵できず重さ的にもワイヤレスイヤホン程度の重さがあり指輪の厚みから指を動かす際に指輪が当たって指が動かし辛いと言うのが従来の同等性能を持つリング型のアクティブトラッカー、ヘルストラッカーのデメリットだったのですが、この「Iris」ではリングの幅は5mmと、一般的なエンゲージリングやマリッジリングと差がない上に厚みも2.5mmと非常に薄く設計されています。
そのため見た目は普通の指輪にしか見えませんし、カラーもブラック、ゴールド、シルバーと3カラーラインアップされていますので、フォーマルな衣装とも合わせ易くなっていますし、やはりリング型はスマートウォッチとは違い小さく軽いので、装着している不快感と言うものがないですし、スマートウォッチは手首にしっかりと巻き付けませんと正確に計測できず、それが時には血液循環を悪化させたりと言う事もありますが、リング型であればそう言った事もありません。
OTAアップデートで更なる進化も
そして「Iris」にはOTAによるファームウェアのアップデート機能が搭載されていますので、AppleWatchの様に当初は睡眠トラッカーでは睡眠時間しか計測できなかったものが、アップデートにより今では深い眠りについているのか浅い眠りなのか、夜中に目が醒めたと言ったあたりまで細かく分析できる様になっている様に、この「Iris」もデバイスのファームウェアやアプリのアップデートにより、新たな機能が追加されたりする事も多いに期待できますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
この記事へのコメントはありません。