ハンダコテはコンセントに差し込んで使用するものの他に、昔から電池で動くハンダコテと言うものも販売されているのですが、この電池で動くタイプのハンダコテって電池を使っている事もあり温度の立ち上がりも非常に遅いだけでなく、温度もそう高くありません。
そのため車をDIYしている際に太い線をハンダ付けしていたりするとハンダコテが冷えてしまってハンダが溶けず時間を置いて何度かに分けてハンダ付けしなければいけないと言う時があります。
こう言う時、コンセントから電源を取る様なハンダコテの様にパワーのあるハンダコテがワイヤレスタイプのものにもあれば良いのにな、とずっと思っていたのですが、今回紹介するハンダこて「EIESIRO」がまさに追い求めていた性能を持つハンダコテなのです。
USB-C PD電源利用の温調式ハンダコテ
今回紹介するハンダコテ「EIESIRO」は、USB-C PD(Power Deliver)を電源とするハンダコテで、最大消費電力は65Wで、USB電源やモバイルバッテリーは60W出力(20V/3A)以上の出力性能を持った電源が必要で、100W出力の電源を使えばこのハンダコテの性能は100W発揮する事ができます。
そしてまた、USB-C PD100W出力性能を持ったモバイルバッテリーをお持ちであれば、コンセントのない場所でも、快適に半田付け作業を行う事ができますので、もちろんガレージで車両の配線をハンダ付けすると言った作業もスピーディーに何のストレスもなく行う事ができます。
更にこのハンダコテ「EIESIRO」ですが、何と温調式で最大420℃まで加熱する事ができますので、溶接用のハンダや融点の高いハンダなどの半田付けなども行う事ができます。
温調式だから電子部品の半田付けなども安心
次にこの「EIESIRO」の便利な所として温調式である事が挙げられます。
と言いますのも融点の低いハンダは柔らかく、電子部品のハンダ付けには適しているのですが、端子に配線をハンダすると言った用途には向いておらず、ケーブル等は融点の高いハンダを使ってハンダするなどの使い分けが実際のところ必要で、融点の低いハンダを使うとハンダが割れてケーブルが取れてしまったりします。
じゃぁ全て温度の高い60Wクラスのハンダコテを使って半田付けを行えばオールマイティーなのかと言えばそうではなく、電子部品の半田付けなどはハンダコテを当てている時間が長いと電子部品もハンダコテの熱で加熱されてしまい電子部品の寿命を縮めてしまいますので、電子部品などは15Wクラスの温度の低いハンダコテを使うのがベストなのですが、それよりも便利なのが温度を調整できるハンダコテで、この「EIESIRO」は言うなれば設定温度を変える事でオールマイティーに半田付けを行う事ができるのです。
クリップ付きコテ台
そしてこの「EIESIRO」には携帯にも便利な折り畳みできるコテ台がセットになったものもあるのですが、このコテ台には4本のクリップ付きフレキシブルアームが付属しており、基板や配線などをクリップで挟み込みハンダ作業ができる他、コテ台の上でハンダ作業ができますので、狭いスペースでの作業と言うのも楽に行えます。
またコテ先ですが、標準で付属しているのはホットカッターで、追加でハンダ付け用のコテ先が3種類用意されていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/eiesiro/eiesiro-rapid-heat-smart-soldering-iron
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