コロナ禍が続く中、保育園や幼稚園だけではなく、小学校、中学校、高校に至るまで毎日の体温の計測をし、そして体温を報告しなくてはいけないので、子どもさんの多い家庭では朝から体温計の取り合いで揉める事もしばしばあると聞きますが、そう言う時にやはり便利なのが非接触体温計です。
非接触体温計は額で計測するものもあれば、首や手首で計測したりするものもありますが、決められた場所で製品ひ書かれている距離の範囲内で計測すればほぼ正確に計測する事ができます。
ただ中には液体やモノの温度を計測する赤外線温度計の計測レンジを落として体温計測するタイプのものもあり、こう言った非接触体温計は注意が必要で、モノの温度を計測する赤外線温度計は数百度の温度まで計測できる様になっている事から精度的には+1℃かそれ以上の誤差がありますから、これを体温に当てはめると体温36度と37度では大違いになって来ます。
ですが素人ではそう言った違いも分からないので、ついつい価格だけで製品を選ぶと全く違った体温を表示する様な非接触体温計であったり、すぐに壊れてしまったりと言った事があります。
そこで今回は、非接触体温計ながら±0.15℃と言う高精度で体温計測が可能な「TempBuddy」をご紹介致します。
セルフパワーでiPhoneで利用可能
今回紹介する非接触体温計「TempBuddy」はスマートフォンのAndroidスマートフォンであればUSB-C端子(microUSBアダプタを使っての使用も可)、iPhoneであればLightning端子に直接接続して利用できるだけでなく、電源はスマートフォンから供給され動くので「TempBuddy」そのものは充電やバッテリーの入替が必要ないのが魅力的な所です。
Androidスマートフォンは昔から外部接続したデバイスに電源を供給するバスパワー機能があり電源を持たないセンサーや装置を接続しても利用する事ができましたが、iPhoneはLightning端子からの給電出力がどれくらいなのか一説には200mAとも言われていますが正式には発表されていませんので、こう言ったスマートフォンから、iPhoneから電源を供給してもらって動くセンサーと言ったものは殆どなくiPhoneユーザーはAndroidユーザーを羨ましく思ったものです。
ですが今回紹介する「TempBuddy」はiPhone用のLightning接続のセンサーも用意されており、iPhoneユーザーでも使えると言うのが1番の魅力なところです。
計測レンジ1〜6cm
そしてこの「TempBuddy」は計測し易くアプリもよく考えて作られており、センサーを接続したスマートフォンを片手に持ち、非対象者の額に向けた時に計測ボタンを押しやすい様にボタンも大きく配置されているだけでなく、センサーから額までの距離も1〜6cmと計測し易くなっています。
と言うのも非接触体温計によっては5cm〜15cmと言う様な感じで、少し距離を離して計測しなければならないものの方が多く、この中途半端な設定距離が実際には近づき過ぎていたりして正確に計測できない原因にもなっています。
ですが最初距離1cmと言えば、ほぼ密着させない状態で計測すればほぼ間違いなく計測できますし、抱きかかえた赤ちゃんの額にスマートフォンを向けて計測すると言った計測もし易くなります。
また計測するだけでなく計測した体温を記録しておく機能もあるので、休日など後から計測した体温を提出する用紙などに転機すると言った様な場合にも便利です。
レンジを切替100℃まで計測可能
またスマートフォンのアプリ画面から計測を体温からモノの温度に切り替える事で最大100℃まで±0.5℃、こちらもかなり高い精度でモノの温度や水分を含んだものの温度計測をする事ができます。
これは例えば、赤ちゃんのミルクを作った際に人肌かどうかチェックしてから飲ませますが、温度計で計測する事で間違いがありませんし、チョコレートを溶かしてスイーツを作ると言った際にも利用できます。
また小指大ほどのセンサーは専用のポーチが付属しているだけでなく、キーリングを通す為の穴もキャップに設けてあり、キーホルダーと一緒に携帯し、いつでも何処でも計測できる様にもなっており、手軽に体温計測がどこででも出来る様になっていますので、例えばコンサートに行ってゲートで体温計測があるけど大丈夫かな?と言う様な場合、先に計測する事で安心して入場する事が出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1441627286/tempbuddy-turn-your-phone-into-a-modern-thermometer
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