みなさんはIKEAの家具だけではななく組立式の家具を組み立てる際にネジ穴が硬過ぎてネジが回らない、なんてこと事を経験された事はありあせんが?
これはネジ穴とネジ穴の大きさが合っていなかったりピッチと言って溝の間隔が違っていると言った事も1つの要因ですが、根本はドライバーの柄が細過ぎるからです。
例えば精密ドライバーの手で握れるドライバーを頭の中にイメージして比較してみて下さい。指先で摘まんで回すドライバーは力を伝える部分が指先しかありませんが、握れるドライバーは掌からパワーを伝えられますのでより硬く締まったネジを外したり、硬くネジを締め込んだりする事ができます。
そこで今回は女性でもパワーの必要なIKEAの家具でも楽々と組立られるラチェット式ドライバー「MetMo Pocket Driver」をご紹介致します。
ラチェットとは
ラチェットとは、動作方向を一方に制限するために用いられる機構の事であり、一般的にラチェットは歯車と歯止めの2つのパーツで構成され、棒状の歯止めは半分にテーパーが切られており、歯車の刃が当たるとテーパーが持ち上がりスムーズに歯車が回転する様になっていますが、逆に回転させた場合、歯止めのテーパーの切っていない方が当たっても歯止めが上がりません。
これによって回転方向を一定に保つ事ができ、ドライバーの場合はドライバーに押し込む力を入れた状態で手首を返しながらネジを締めたりする事ができる事から、作業をより早く行う事ができるのです。
またこの「MetMo Pocket Driver」では歯止めに埋め込まれたピンを起こし反対に回す事でラチェットが効く方向を変える事ができますので、ネジを締め込む方向だけでなく、外す方向でもラチェットを利かす事ができる様になっています。
Tハンドルでパワー全開
そしてこのラチェット式ドライバー「MetMo Pocket Driver」の最大の魅力は可動式のハンドルです。
普通のドライバーですと柄の部分が太いとしても握るのは指ですので握力が強くありませんとドライバーが滑ってしっかりとドライバーを回す事ができませんので、IKEAの家具の様にネジの締め込みにパワーの必要な作業は普通であれば無理です。
ですがこの「MetMo Pocket Driver」はハンドル部分をドライバーと垂直な位置に角度を付けて握る事で指を引っかけて引いて回す事ができますので、握力の弱い方でもこの方法ですと硬いネジやボルト、ナットなどを軽々とは言いませんが回す事ができますし、実質この「MetMo Pocket Driver」は最大17Nmまで耐える事ができますのでパワーさえ出せればたいていのネジは締め込めます。
またこのハンドルは狭い場所にあるネジなどを回す場合は折り畳めば回す事ができますし、狭くてドライバーを握れない様な場所ではこのハンドルがドライバーの柄を長くし回す手伝いをしてくれますので非常に便利です。
最大2個のビットを収納可能
そしてこのビット式ドライバーでは柄の中に最大2種類の6×25mmサイズのビットを収納し持ち歩ける様になっていますので、よく使用するプラスビットのPH2や六角ビットなど入れておくといつでも使用する事ができます。
またオプションでも一緒に持ち歩くとオシャレな最大6種類のビットを収納可能なマグネットビットケースなどもリリースする予定もありますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/metmo/metmo-pocket-driver
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