最近のPCはディスプレイ出力としてHDMIを使用しているものが殆どですので、現在市販されているディスプレイ(モニター)もHDMIやDP(DisplayPort)しかほぼサポートしていません。
一方でHDMIが登場するまでにディスプレイで使われていた映像のインタフェース規格はDVIやそれ以前のディスプレイはVGAで、こう言ったHDMIはないけれども、DVIやVGA端子のある壊れていないディスプレイなら自宅で眠っていると言う方も多くおられるはずですが、やはり規格が古い分ディスプレイの作業範囲も狭くなっていますのでメインのディスプレイとして使用するにはかなり無理がありますが、サブディスプレイとして使用するのであれば問題ありませんし、表示領域が狭くてもやはり、何か表示させておくと作業が捗ります。
そこで今回はそう言ったHDMIやDPポートを持たない眠ったディスプレイを再活用させたいと言う方にDVIやVGAポートを持つUSB-Cマルチハブ「Lorelink」をご紹介致します。
クインティプル・ディスプレイを可能にする7つのディスプレイポート
今回紹介するUSB-Cマルチハブ「Lorelink」はとにかくディスプレイ出力ポートが多いのが特徴で、HDMIポート3つ、DP(DisplayPort)、miniDP、VGA、DVIポートをそれぞれ1ポート、合計で7つもの映像出力ポートを備えており、最大で5台のディスプレイを接続しクインティプル・ディスプレイ環境を構築し、快適に作業ができるのが最大のポイントです。
このうちHDMI、DP、miniDPに接続されたディスプレイには最大2台まで4k@60Hzでの映像出力が出来るため、動画の編集などもサクサクと行う事が出来ます。
更にVGA、DVIと言う現在市販されているディスプレイにはほぼ搭載されていない古い時代のディスプレイポートを持っている事で、最新のPCを10年20年前に購入したVGAやDVIポートしか持たないディスプレイを持ち出して来てこれらディスプレイをサブモニターとして再び活用する事が出来る様になります。
そしてこのUSB-Cマルチハブは非常にユニークなUSB-Cマルチハブで、SDカードリーダー、microSDカードリーダー、RJ45ポートに加えて最近の製品ではほぼ使われないMS、CFカードのリーダーを搭載しているため、こう言ったカードを使うデジタル一眼レフなどを使われている方はPCへのデータの取り込みが容易です。
そしてそしてこの「Lorelink」には何とM.2 SSDを差し込む為のスロットが容易されているのも非常に珍しく、USB-CマルチハブにM.2 SSDを内蔵できるものは多くありますが、交換を容易にする為に外に差し込みポートを設けたUSB-Cマルチハブはこの「Lorelink」が初めてではないでしょうか?
アップリンクはUSB-C PD65W給電+USB 3.2 Gen 2 10Gbps通信
次にPCやタブレットへのUSB-C接続ポートはUSB-C PD65W給電をサポートしている他、通信の方もUSB 3.2 Gen2をサポートしており最大10Gbpsの通信が可能です。
またUSB-Cポートは他に1ポート、USB-Aポートは2ポート備えているのですが、USB-Aポートの1つはUSB3.2Gen2に対応していますのでかなり快適に外付けHDDなどと通信できる環境が整っています。
そしてこの「Lorelink」の中には何と10,000mAhのバッテリーが搭載されているため、USB-C電源を接続していなくても接続したPCやタブレットやスマートフォンを充電できると言うのがこれまた便利な所で、ちょっと気分転換にリビングで作業しようと言った時にこの「Lorelink」だけを持って行けばUSBメモリーなども使えますし、モバイルディスプレイなども電源を引っ張って来なくても使えます。
但しこの「Lorelink」には100Wしか流せませんがコンセントが設けてありますので、周囲にコンセントがない様な状態であってもプリンターを接続し印刷を行うと言った様な事も出来ますので、屋外イベントなどで何かプリントして渡すと言った様な際にも使えます。
ワイヤレス充電も可能
そしてこの「Lorelink」にはワイヤレス充電ポートも搭載しており、USB-Cマルチハブとして使用していない時もスマートフォンのワイヤレス充電台として使用する事ができる様になっています。
また3.5mmイヤホンジャックの他に、同軸デジタル端子、光デジタル端子を備えおり、「Lorelink」経由で高音質なサウンドをスピーカーを通して楽しむ事が出来る様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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