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クリアランスの狭い場所で威力を発揮するだけでなく携帯しやすい掌サイズのモーターレンチ「The Atom Wrench」

ナットやボルトを緩めたり締めたりする道具であるレンチにはメガネレンチ、ボックスレンチ、スパナ、モンキーレンチ、モーターレンチなど様々なものがありますが、レンチをナットやボルトの頭にかけた状態でこれらレンチを左右に動かす空間のない場所にあるボルトやナットを回すのは本当に大変です。

特にナットやボルトのサイズが大きくなると比例して締め付けトルクが大きくなるため柄の部分が必然的に長くなりますので、それなら自由にサイズを変える事ができる、カニの爪の様にも見えるモンキーレンチの方が便利なのですが、こちらも言うなれば柄の部分を動かせる空間、レンチそのもが入る空間がなければ外す事はほぼ不可能です。

そこで今回はそう言ったクリアランスのない場所にあるナットやボルトを回すのに適しているモーターレンチ「The Atom Wrench」をご紹介致します。


モーターレンチの特徴


モーターレンチは水道工事などに使われる事が多いので、そう言った職業ではない職人の方やメカニックの方でも知らない、使った事がない道具ではありますが、モーターレンチの特徴はアゴの部分が柄に沿って平行に動くため、同じ柄の長さのモンキーレンチと比較すると倍以上のサイズの大きなナットやボルトなど回す事ができると言う特性を持っています。

ただウォームギアの幅は広くガタが大きいので硬く絞められたナットやボルトを外したり、逆に締め付けたりする場合にナットやボルトの角をナメてしまったりする事がありますので、比較的締め付けトルクの低い大口径のナットやボルトを回すと言った用途に向いている工具です。

そしてモンキーレンチが言うなればTの字の様な形をしているで、Tの形のモンキーレンチが入る空間がなければナットやボルトを回す事ができませんが、モーターレンチはIの字の形状をしていますので、短ければ狭い空間の中にあるナットやボルトを回す事が出来ると言うメリットがあり、今回紹介するモーターレンチ「The Atom Wrench」は1番伸ばした状態での長さが87mmですので、その長さの空間さえあれば狭い場所にあるナットやボルトでも回す事が可能です。


対応サイズは最大15mm


ではこのモーターレンチ「The Atom Wrench」で回す事のできるボルトやナットのサイズはと言えば最大で15mmです。
え?15mmまでなの?と思われるかもしれませんが、87mmの柄ではそんなにテンションをかける事は出来ませんから15mmのナットが回せる様にするだけでも十分です。
しかもこの「The Atom Wrench」はネジを回す部分以外はグレード5のチタン合金が使われており、重さもたった69gしかない事から道具箱と言うよりは腰袋に入れておいても言う程負担にはなりませんし、日常的にバッグに入れて持ち歩いたとしても負担になる様な重さではなくEDCツール的な使い方もできるモーターレンチですので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/silverfoxtools/the-atom-wrench

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