みなさんはアーミーナイフなどのマルチツール(多機能ツール)と呼ばれるジャンルの道具を購入されたり使われたりされた事はありますか?
一見、様々な道具、工具がついていて様々な用途に使えて便利に見えるガジェットですが、その中でも使われるのがナイフ、ハサミ、ドライバーと言ったものがメインで、その他のツールはと言うと、ナット回しはまだ使われるかもしれませんが、スポークレンチと言われる自転車のタイヤの歪みを修整する際にスポークの長さを変える道具は、ロードバイクに乗っている様な方でない限り必要ではありません。
更に問題なのはナイフで、アーミーナイフの様なものはホンモノのナイフが入っていますので良いのですが、1枚のプレートを切削して加工した様なマルチツールは、しっかりとした刃がついていると手を切ったりする事がありますので、スパッと綺麗に切れる様なものはなく切断面もあまり綺麗ではありません。
ですが今回紹介するマルチツール「The KeyMaster」はスカルペルブレードを使っていますので、スパスパと鋭利でカットする事が出来ます。
#11 スカルペルブレード
スカルペルブレードと言うのは医療用のメスに使われている刃物の名称で、#11は主に手術用に使われるナイフです。
とまりスカルペルブレードを採用したこの「The KeyMaster」はメス並に切れる刃を持つマルチツールと言う事になり、切れるのはお墨付きで逆に手を切ってしまわないか気を付けた方が良いくらいです。
しかもスカルペルブレードは替え刃式ナイフであるため、この「The KeyMaster」も切れ味が悪くなれば簡単に交換でき、刃も大手ECサイトなどで簡単に手に入れる事ができますので使い勝手と言う点においては申し分ありません。
またこの刃はメス様の刃ですので少し触っただけでも切れてしまいますので刃はしっかりとガードしておかないと大怪我する事になるのですが、スカルペルブレードを収納した状態では2枚のカギ型のプレートで挟む格好となっており、バッグの中やポケットの中に入れた状態で手を入れても不用意に刃に手が触れて切れたりしない様に安全になっています。
力を加えやすい4つのドライバー
次にこの「The KeyMaster」には2サイズのプラスドライバーと2サイズのマイナスドライバーが設けられており、サイズの小さな方のドライバーは小さなおもちゃのネジを回す事ができるサイズのドライバーで、こう言ったサイズのドライバーがマルチツールにあると言うのは非常にめずらしく、更にもう1つのサイズの方は家具に使われている様なサイズのネジなので、かなり幅広いサイズのネジを回す事ができます。
更にこの「The KeyMaster」のドライバーの良い所は、カギの先端にドライバーが設けてあるのではなく、横にドライバーが設けてある所で、先端ですと回転半径は狭く指先で摘まんで回す程度のパワーしか入らず固いネジを回すのが大変ですが、側面にドライバーがある事で回転半径が大きくなり掌を当てて回す事ができますので、固いネジも回しやすくなっています。
ちょっとした時に役立つ定規
そしてまた、このマルチツールにはナット回しであったり、缶開け、栓抜き、スポーク回しと言ったEDCマルチツールによく搭載されている機能が同じ様に搭載されているのですが、その中でもちょっとした時にあると便利な定規もついています。
と言っても定規の目盛は4cm程度しかないのですが、それでもネジやナットのサイズが分からない時にちょっと測るのには便利ですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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