みなさんはロータリー定規、円形定規はご存じでしょうか?
定規と言われれば直定規や三角定規を一般的には連想しますが、直定規や三角定規では曲線の長さを計測する事はできませんし、布定規を使ったとしても衣類や身体のサイズなどを計測する事はできますが、地図の上の道路をなぞって距離を計測すると言った様な計測は布定規は出来ませんが、円盤を転がしながら長さや距離を計測するロータリー定規、円形定規であれば簡単にクネクネと曲がりくねった線でも正確に長さを計測する事ができます。
そこで今回は長い距離でも間違わずしかも早く確実に計測する事ができるローターリー定規「Tiroler」をご紹介致します。
誤差をなくす滑り止め加工
今回紹介するロータリー定規「Tiroler」で注目すべきなのは、計測する対象物に当てる円盤にはおよそ2mm弱の厚みがあり、その側面にはスリット状の切り込みが等間隔に入れられています。
市販されているロータリー定規の多くは金属か樹脂製の円盤なのですが、金属製のものは薄くて硬い板が使われている事が多く、そう言った板状の円盤では側面はツルツルですので、凸凹している様な布や紙の様なものの長さを計測するには問題ありませんが、表面がツルツルとした樹脂の板などの長さを計測するには金属板が滑って正確に計測する事が出来ない事があります。
一方でこの「Tiroler」の様に厚みのある金属板にスリットが刻まれていれば、ツルツルとした金属や樹脂を計測するとしたとしても滑る事がありませんので、どの様な素材も正確に計測する事ができます。
長い距離も楽に素早く楽に計測
次にローターリー定規で長さを計測する場合、回転する円盤が回るのを注視しながら何周回ったのか、そしてローターリー定規1周の長さ×回転数にプラスして残りの長さを足して長さを計算しなければいけませんので、円盤が何周回ったのか注意して数えなくてはいけませんので、あまり早く動かすと数えられません。
一方で今回紹介する「Tiroler」でしたら1周回転する度にカチッっと言うクリック音がしますので、計測する際に目盛をずっと注視していなくてもカチッっと鳴るクリック音さえ数えていれば目盛を見ていなくても正確に長さを計測する事ができますので、長い距離でも正確にかつ素早く計測する事が可能です。
なおこの「Tiroler」は10cmと5インチの2サイズがラインアップされており、チタン合金製ですので手垢がついて錆びたりと言う心配がありません。
フィジェットツールとして
そしてカバーに覆われた中の円盤だけが回転すると言うこの「Tiroler」の構造は、かつて流行したハンドスピナーの様にクルクルと回す事で集中する事ができますし、またイライラとしている様な時はこう言った単調な動き、操作と言うのは心を落ち着かせる効果もあり、リラックスする事も出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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