今や連絡手段としては欠かす事のできない携帯電話やスマートフォンは、近くに携帯電話やスマートフォンと電波をやりとりする事が出来る基地局(アンテナ)があってこそ役に立つのであって、山間部や沿岸部と言った人の住んでいない場所ではそう言った基地局もない所もあり、そう言った場所ではいかに便利なスマートフォンでも通信が出来なければ地図アプリすら使えませんし、もちろん一緒に行った仲間と連絡を取る事も出来ません。
そこで便利なのが昔からあるトランシーバーで、トランシーバーは自ら電波を出して通信する事が出来ますので、そう言ったアンテナがあるなしに関係なく使用する事が出来ますが、日本で販売されているトランシーバーと言うのはどれだけ電波が飛んでも500mしか飛ばずアウトドアで使用するには心許ない部分もあります。
そこで今回は、電波の飛距離は最大800mなのですが、1回の充電で連続24時間も使用する事ができるトランシーバー「Hey Toniar」をご紹介致します。
Bluetooth5.3のMESH機能を利用
今回紹介するトランシーバー「Hey Toniar」は、通信モジュールとしては非常にめずらしいBluetoothを採用しています。
こう言ったトランシーバーは国内では特定省電力トランシーバーに割り当てられた周波数を使うものやLoRaなどの長距離通信が可能なモジュールを使っているのが一般的なのですが、海外と日本とでは使用できる周波数が違うために、日本では使用できないものもあるのですが、この「Hey Toniar」ではBluetoothと言う世界共通の通信規格を使う事で日本国内でも問題なく使えますし、この「Hey Toniar」ではBluetooth5.3の通信モジュールを使用しているため、従来のBluetoothモジュールとは違いより長距離通信が可能となっており、最大で800m離れていても通話する事が出来るだけでなく、通話したい相手の距離が800m以上離れていたとしても、「Hey Toniar」を持つ仲間が間にいれば、その仲間の「Hey Toniar」が電波を中継します。
常時ハンズフリー通話
次にこの「Hey Toniar」は、普通のトランシーバーであればPTTスイッチを押さなくては会話する事は出来ませんが、この「Hey Toniar」ではBluetoothでお互いは常に接続状態にあるため、話し声を検出するとマイクをオープンにして会話できる様になっているため、PTTスイッチを押す必要がない上に話してない間は送信しないため、いらぬ風切り音などのノイズを送ったりする様な事もありません。
更にこの「Hey Toniar」にはフックがついているため、ヘルメットの紐などに引っかける事も出来ますし、胸ポケットなどに引っかける事もできます。
もし引っかける場所がなければバンドを巻き付けて引っかける場所をつくれば、身体のあらゆる場所に固定する事ができますし、この「Hey Toniar」にはノイズキャンセラーも搭載されており、強風が吹いていたとしてもそう言ったノイズは全て排除されるため会話も非常にクリアに行えます。
耐環境性に優れたアウトドア仕様
そしてこのトランシーバー「Hey Toniar」では屋外で使用する事を前提として耐衝撃性だけでなく防水性も備えており、防水はIPX6なので雨に濡れるだけでなく一時的に水の中に落としても大丈夫です。
更にスキーシーズン等でも使用できる様に気温が低くても動作する様になっているなど、よく使用状況を考えて設計されていますので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
この記事へのコメントはありません。