マルチツールと呼ばれるたくさんの用途や作業を行う事ができる多機能ツールの多くが売る側も買う側もどれだけの数の機能があるのかと言う事ばかりに気を取られ、実際に作業に使ってみると使い辛かったり、使わない機能の方が多かったりする事の方が多かったりします。
そしてあえて言うなら必要なのに、あったらいいのにと思う機能が材料にマーキングしたり寸法を書いたりメモを取ったりする筆記具としての機能で、別に鉛筆やマジックなどを携帯しておけば良い話なのですが、もし持っていない時にそう言った機能があれば便利です。
そこで今回は、実際に使う機能だけをギュッと凝縮したマルチツール「MetMo Multi Drive」をご紹介致します。
コレットチャック付きマルチドライブ
今回紹介する「MetMo Multi Drive」は、マルチドライブと呼んでいるペン形状の本体にツイストロックができるコレクトチャックを内蔵しており、先端ツールを変える事で様々な用途に使用する事が出来るのですが、この「MetMo Multi Drive」は書くと言う作業にも対応しているのが同ジャンルの他のガジェットと大きく違う所で、直径1.5mmのノック式鉛筆の芯がこの「MetMo Multi Drive」では利用出来る様になっており、付属の芯はグラファイトを使った硬く折れない芯が付属しています。
そしてロッドをブレードに変える事で切ると言う作業もこのマルチドライブ1つで出来るのですが、替え刃にスカルプブレードと言ってメス刃に使われている刃をこのマルチドライブでは使用しており、鋭い切れ味でシャープに切る事が出来ます。
そしてロッドを金属製のけがき針に交換する事で、金属の様な鉛筆では書き込みが出来ない、マーキング出来ない様な素材に対してもしっかりと書き込みが行え、現場での作業で言うならこのマルチドライブを持っていればほぼ事足ります。
取り出し易いケース
次にこのマルチドライブに差すロッドをビットホルダーに変える事でドライバーとしてこのマルチドライブを利用する事が出来るのですが、このロッドやビットを収納したケースがまた良く出来ており、ビットはお尻の部分を抑える事でビットが斜めに立つ様に工夫されているほか、ケースには磁石が埋め込まれており斜めに立てたビットはそのままの姿勢を維持できるため、ビットの交換などもし易くなっています。
そしてケースそのものも磁力によって金属面に張り付く様になっており、ケースを立てた状態で壁に貼ってもビットがバラバラと落ちないため、盤の中の電気工事をすると言った場合に盤の扉にケースを貼った状態で作業をスムーズに行う事が出来ます。
そしてまた、ケースだけで言えばレザーケースも用意されており、このレザーケースにはマルチドライブ、けがき針、ビットホルダー、ブレードマウントのほかに予備のグラファイト芯とビットを10本ないしマイクロドリル刃6本、そしてヤスリなどを収納する事が出来ます。
穴を開ける、削る
そしてこのマルチドライブにはタングステンカーバイト製のドリル刃が10本付属しており手作業にはなりますが、穴開けなどの作業も行えますので、模型に穴を開けるだとか、小さなビスを通す為の穴を開けると言った様な用途に使用出来る様になっています。
そしてまたヤスリロッドなども付属しており、ヤスリに付け替える事で削ると言った作業が行え、ミニチュア模型やプラモデルを製作すると言った作業にもこのマルチドライブは使用する事ができますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/metmo/metmo-multi-drive-the-ultimate-desktop-multi-tool
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