iPhoneではハイレゾ音源(ロスレスオーディオ)を聴く事ができないと思っておられる方が多くおられますが、実際iPhoneにはハイレゾ音源データをデコードする事ができるオーディオチップが搭載されていないだけで、AppleMusicではハイレゾ音源の配信が行われていますし、ハイレゾ音源を再生する事ができるアダプターさえあればiPhoneでもハイレゾ音源を楽しむ事はできます。
ただその場合、ハイレゾ音源の再生が可能なワイヤレスイヤホンを持っていたとしても、有線のイヤホンやヘッドホンをハイレゾアダプタに差し込んで聴くと言う方法しかありませんが、今回紹介する「LHDC ONE」であれば、みなさんがお持ちのハイレゾ音源が再生可能なBluetoothイヤホンやヘッドホンを使用する事ができます。
USB-C接続のBluetoothトランスミッター
今回紹介するハイレゾ音源対応のBluetoothトランスミッター「LHDC ONE」は、USB-C接続になっており、iPhone15シリーズの他、USB-Cコネクタを搭載したAndroidスマートフォン、MacBook、WindowsPCなど幅広いデバイスで使用する事ができるのが特徴で、何のドライバーやアプリをインストールする必要もなく、ただこの「LHDC ONE」をデバイスのUSB-Cコネクタに差し込み、ご自身がお持ちのハイレゾ音源に対応したBluetoothイヤホンやヘッドフォンを接続するだけで、サンプリグレート24bit/192KHzまでの音源に対応していますので現在配信されている音源は全てこの「LHDC ONE」で再生する事ができます。
しかも給電はスマートフォンやタブレット、PC等から行われますので充電等の必要はありません。
LHDC-Xをサポート
次にこの「LHDC ONE」で注目すべきはLHDC-X、つまり空間オーディオをサポートしている点で、現在のところAndroidスマートフォン限定にはなりますが、専用のLHDC-X ソフトウェアを使用する事で臨場感溢れるサウンドを楽しむ事ができます。
しかもこの「LHDC ONE」ではS-PHRTFアプリをAndroidスマートフォンにインストールし、スマートフォンのカメラを使ってキャリブレーションする事で、リアルに顔を向けた向きによって音の聞こえ方が変わる、つまりシアターやコンサートホールにいるかの様なオーディオ空間を作り出す事が出来るのですが、これはあくまでLHDC-XをサポートしているBluetoothイヤホンやヘッドフォンに限られた機能となり、ハイレゾ音源の再生に対応したBluetoothイヤホンであってもLHDC-Xをサポートしていなければ空間オーディオを楽しむ事は出来ませんのでご注意ください。
なおこの「LHDC ONE」には3.5mmイヤホンジャックを装備しており有線接続のイヤホンやヘッドフォンを接続する事は出来ますが、音声はただ単にパススルーしているだけで、あくまでハイレゾ音源やロスレスオーディオを楽しめるのはBluetooth接続なイヤホンやヘッドフォンになりますので、もし興味を持たれた方は詳細を含めて下記URLをご覧ください。
この記事へのコメントはありません。