iPhoneが世に登場してから来年でちょうど10年を迎えます。歴代iPhoneを使い続けておられる方、Androidへ乗り換えられた方、AndroidからiPhoneから乗り換えられた方、様々な方がおられると思いますが、iPhoneの最大のボトルネックはメモリーが交換できない＆メモリーが増やせない事です。それによって歴代iPhoneを使っている人は撮りためた画像や動画ファイル、オンライン購入した音楽ファイルに悩まされている方も多くおられるのではないでしょうか？
そんな時に便利なのがiPhoneで使える外部メモリーです。最近は種類も増えて来て直接Lightningに接続してiPhoneからファイルを操作できるタイプのものもあり、PCを持っていないiPhoneユーザーにとっては救世主の様な存在です(iCloudの容量を増やすと言う手もありますが、永年ずっと使用料を払い続けなければいけないので自前のメモリーを持った方が安上がりかもしれません)。
ですが種類がいっぱいあり過ぎてどれを買っていいのかわからないと言う人もおられると思いますが、基本的な扱えるファイル等は同じで音楽や動画中心なら差はありません。後はメモリー容量の差とプラスαの機能があるかです。
この「Xpress-PRO™」はこのジャンルとしての製品としては珍しく1,500mmAhのモバイルバッテリーを搭載しています。これにより外部メモリーとしてだけではなく、スマートフォンを充電する為のモバイルバッテリーとしても機能します(出力が1AMAXなのでiPadは不可)。1,500mAhなのでiPhone6を0%からフル充電する事はできませんが、それでも緊急用と考えれば十分過ぎるバッテリー容量を持っています。
大きさは101mm × 55.7mm × 16.7mmと縦横はクレジットカードより一回り大きい程度の大きさで重さは106gと軽量なのでワイシャツの胸ポケットに入れておいても邪魔になる様なサイズのものではありません。
そしてメモリーとしての性能ですが中にはmicroSDHC(SD High Capacity)が入っており、容量としては32, 64, 128, 256GByteの4種類が用意されています。ただ外部にmicroSDのカードスロットが出ているワケではありませんので 分解しない限り交換は不可能です。
また扱えるファイルですが、
ビデオ形式：AVI、MP4、M4V、MPV、MOV、MPG、MKV、WMV、FLV、3GP、GIF
画像形式：JPG、 TIFF、GIF、PNG
文章：doc,docx, htm,html, txt, pdf, ppt, pptx, xls, xlsx, vcf, ics
と言ったものが主になります。またコネクターは2種類が用意されており、iPhone用にはMFi(Made For iPhone)認定のLightning端子、Anrdoid端末系にはmicroUSBタイプが用意されており、それにプラスしてUSB2.0コネクタも備えています。これからコネクタはジャバラ式のコネクタを採用しており通常は本体に収納されており、使用する時のみ引っ張り出して来て使用する様な形で使う事ができますから持ち運ぶ時にケーブルが邪魔になると言う事はありません。
そしてデータの転送素ピーとはUSB2.0端子側は6～14MByte/sec(read)、6～8MByte(write)で、Lightning,microUSB側は5～7MByte/sec(read)、4～5MByte(write)になります。
さて「Xpress-PRO™」はモバイルバッテリーになったりモバイルストレージになったりするデバイスなのですが、スイッチ1つでその動作を切り替える事ができます。モードは3つあり基本的にはLightning or microUSB端子側に接続したデバイスに対する動作を指定します。
MEMORY：Lightning or microUSB端子側に接続したスマートフォンやタブレットとデータからやり取りするモード。PCと接続した場合は自動的にマウントされてファイルのやり取りができる他にPCから「Xpress-PRO™」内蔵のバッテリーが自動的に充電されます。
OFF：Lightning or microUSB端子側に端末を接続しても何も動作しません。ただPCと接続した場合はMEMORYモードと同じ様にファイルのやりとり、充電が行われます。
X-Charging：Lightning or microUSB端子側に接続したデバイスからファイルのやり取りができる他に接続したデバイスを充電します。またPCと接続した場合は他のモード同様の動作を行います。
つまりX-Chargingモードはスマートフォン等やPCから「Xpress-PRO™」内のファイルの操作ができるだけでなく、「Xpress-PRO™」を充電しつつスマートフォン等も同時に充電する事ができる便利なモードです。
またスマートフォン側ではiPhoneやiPadに関しては専用のアプリケーションをインストールしなければ「Xpress-PRO™」内のファイルへアクセスする事はできませんが、Android端末はOTGモードでマウントされますから、どの様なアプリからでもアクセス可能です。
なお、最初にコネクタタイプ(Lightning か microUSB)とメモリーの容量を選択しなければいけませんので、詳細は下記URLをご覧ください
https://www.kickstarter.com/projects/1187218900/xpress-protm-award-winning-storage-mobile-charging
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