サンドブラスターと言うのは細かな研磨剤や砂を吹き付ける為の工具で、私たちの身近な所では透明なグラスに絵や模様、文字などをすりガラス状に入れる際に使用されますが、金属や樹脂の表面処理、例えば塗装を剥がしたり、石の表面を磨いたりと言った用途に使用する為の工具です。
通常このサンドブラスターはエアーを使って細かな研磨剤を素材に吹き付けますので、大型のコンプレッサーが必要になって来ますので、サンドブラスターそのものはハンディーツールなのでコンパクトなのですが、エアコンプレッサーはタンクの容量によって大きさが変わりますので、大きなコンプレッサーも一緒に持って行くと言うのは結構大変です。
そこで今回はコンプレッサー不要の電動サンドブラスター「BLSTRsander」をご紹介致します。
十分実用的な性能
今回紹介する電動サンドブラスター「BLSTRsander」は、ハンディー式と言う事でボックス式のハンドブラスターとは違い細かなパーツを研磨したり表面を磨くと言うよりは、例えば家具や自動車の塗装を剥離したりと言った用途に向いています。
そしてこの「BLSTRsander」では、コンプレッサーを内蔵しており、音の大きなコンプレッサー不要でブラスト作業を行う事が出来るのですが、電源ケーブルはついていますが、硬くて重いエアチューブよりは取り回しもし易くなっています。
更にこの「BLSTRsander」では10BARと言う一般的なサンドブラスターで使用するコンプレッサーと同等の高圧な圧縮空気を作る事が出来ますので、今までサンドブラスターを使って行っていた作業はこの「BLSTRsander」で置き換える事が出来ますし、コンプレッサーは長時間使用するとエアタンクの発熱によってモーターなども加熱され熱だれしますので、普通は長時間使用する事はできないのですが、この「BLSTRsander」ではタンクいっぱい分の研磨材を連続して吐出するくらいは連続使用する事ができるので作業性に関しても問題はありません。
安全そして時短
次にサンドブラスターを塗装の剥離作業に使用する利点は何と言っても時短になるからです。
例えば同じ作業をするのにサンダーを使うと言う手もありますが、サンダーは平面や曲面は磨く事は出来ても構造的に複雑に入り組んでいたりする場合サンダーは使えませんが、サンドブラスターならそう言った場所の塗装を剥離する事が出来ますし、同じスピードでサンドブラスターを動かしながら剥離作業を行う事で塗膜を均一に薄くして行くと言った細かな作業も行えます。
更に塗装の場合、削る以外では剥離剤を使った剥離作業になりますが、この場合は気化した剥離剤を吸い込んで健康を害したりしないかと言う事が気になりますが、サンドブラスターなら防塵用マスクさえしていればそう言った心配もなく作業が行えます。
石やセラミックの磨き作業にも
更にサンドブラスターは汚れた石やコンクリートの表面に付着した汚れなどを削り取ると言った用途にも適しており、高圧洗浄機でも落とせない様な頑固な汚れでもサンドブラスターなら綺麗に落とす事が出来ますので、汚れたコンクリート塀などを綺麗にすると言った用途にも向いていますが、家の外壁などは素材によってはコーティングなどが落ちてしまったりする事もありますので注意が必要ですが、落書きなどを落としたりと言った作業も素早く終わらせる事が出来たりしますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/koenmeukens/blstrsander
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