PCやスマートフォンなどの画面をテレビなどに映し出したい場合、基本的にはHDMIケーブルを使って接続しますが、今座っている場所からモニターまで届く様な長いHDMIケーブルがない場合はモニターがAirPlay、Miracast、Google Castと言った画面のワイレス転送規格に対応していればワイヤレスで転送する事が出来ます。
ですがどの転送方式もWiFiを利用して映像を転送するため、Miracast、Google CastやWiFiがなくてもダイレクトに接続をする事が出来ますが、映像を転送している際にWiFiを使ってネットを使用すると言った事が出来ませんし、何よりPCやスマホ、タブレット側で画面を送るため、処理スピードの遅いマシンですと更に遅くなり、モニターに映し出された映像も数秒遅れるなどの弊害もあります。
そこでオススメなのが今回紹介する「4URPC」の様なワイヤレスディスプレイアダプターで、送信機をPCやスマートフォン、タブレット側に、受信機をモニター側に差し込むだけで映像をリアルタイムに転送する事が出来ます。
USB-C接続なトランスミッター
通常ワイヤレスディスプレイアダプターと言えばHDMIで接続するのですが、今回紹介する「4URPC」はUSB-Cでの接続になります。
そのため、この「4URPC」が使用できるのはUSB-Cでの映像出力に対応したMacやWindowsPC、Androidスマートフォンやタブレットになり、電源はUSB-Cにより直接供給されますので、この「4URPC」はマシンに差し込むだけですぐに使用出来ると言う事になります。
一方で気になるのはスマートフォンで使用する場合、スマートフォンから「4URPC」にも給電されるため、スマートフォンのバッテリーが早く消耗してしまって短時間しか使えない事ですが、それに関してはUSB-Cの電源入力用のポートが設けてあり、スマートフォンを充電しながらワイヤレス転送が行えますので、バッテリー切れを心配せずに大きなモニターで動画鑑賞を行ったりする事が出来ます。
拡張モード
次にこう言ったワイヤレスディスプレイアダプターは、今見ているPCなりスマートフォンの画面をそのまま転送するのですが、この「4URPC」では今見ている画面をそのままモニターに転送する事が出来るだけでなく、WindowsPCやMacに接続した場合、拡張モードを使う事でデスクトップを拡張して使用する事が出来ますので、例えば他のファイルを見ながらまとめたり、新しい書類を作ったりと言う作業を行う場合に便利です。
しかもこの「4URPC」では2.4Gの他に5G帯のWiFiを使って通信を行いますので画面の遅延などもなく快適に作業が行えるのですが、画質は1080Pになりますので、4K画質の映画などを鑑賞すると言った場合には画質は落ちますのでそこは注意が必要です。
受信機もUSB給電
そしてまた、送信機だけでなく受信機側もUSB給電となっているため、例えばテレビに接続した場合、テレビのUSBポートから給電する事が出来ますので、送信機側だけでなく受信機側でもバッテリーが切れると言った心配をする事なく連続使用する事が出来る様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1469979441/4urpc-truly-plug-and-play-wireless-display-adapter
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