みなさんは、ジョギングに出かけたり、野山にハイキングやトレイルに出かけられた時にもう動けないと言うほど疲れ果ててどうして帰ったらいいのだろうと途方に暮れたなんて経験はありませんか?
これが都会の真ん中であればバスやタクシー、電車など公共の交通機関がありこれら交通機関の手を借りて帰宅すると言った事もできますが、山の中ではそうはいきませんし結果的に自分の足でそう言った公共交通機関の走っている所まで歩いて移動しなくてはなりません。
そこで今回は、そう言ったトレイルにも使えれば、歩行訓練にも使えジョギングなどにも使える足のアシストスーツ「Dnsys X1 Exoskeleton」をご紹介致します。
時速27km/hまでサポート
今回紹介する「Dnsys X1 Exoskeleton」の様な歩行をアシストする為のアシストスーツと言うのは実際には様々な製品が既に市販されているのですが、多くのアシストスーツが作業の補助や介護補助を目的として作られており、レジャーやスポーツ向けに考えられたアシストスーツと言うのは、今のところ数えるほどしか製品化されていません。
その中でもこの「Dnsys X1 Exoskeleton」は1.2馬力のコンパクトで軽く非常にパワフルなモーターを採用する事で装置そのものの重さは驚異の1.6kgと劇的に軽く作られているだけでなく、最大38kgものパワーを出す事ができ重い足を前に出すのを補助してくれます。
更に他のアシストスーツとは別格の時速27km/hまでアシストする能力があり、これを実際の事象と比較すれば、フルマラソンを2時間ちょっとで走破できる様なランナーの平均時速は約21kmですから、マラソンランナーのトレーニング補助としてリアルに利用する事ができます。
更に1本のバッテリーで最大7時間、距離にして25kmまで補助するだけのパワーがあり、フルマラソンをこの「Dnsys X1 Exoskeleton」を使って走りきるには1回バッテリーの交換が必要になりますが、かなり魅力的な性能を持っているのは言うまでもありません。
更に前に進むのをアシストするだけではなく、山道や下り坂では膝にかかる体重をこの「Dnsys X1 Exoskeleton」が吸収する事で膝にかかる負担を減らすと言った機能も搭載しています。
Dnsys Smart AI Motion Assist テクノロジー
次にこう言ったパワースーツではモーターが自分の意思とは関係なく動いて筋肉を痛めてしまうのではないかと言う事が頭を過ったりしますが、この「Dnsys X1 Exoskeleton」はアシスト自転車と同様に足を動かすと言う動きを検出してアシストを行いますしトルクセンサーによっても足の動きをリアルタイムで監視しており、もし急に止まった時などにこのスーツが勝手に動いてしまって怪我をしたりする事がないよう、フェイルセーフはしっかりしています。
更にただ筋肉の動きを検出してサポートするだけではなくDnsys Smart AI Motion Assist テクノロジーと名付けたDNNAS (Dynamic Neural Network Assist System) と呼ばれる高度な深層学習アルゴリズムを採用して、着用している人の動きを学習しそして次の動きを予測してアシストを行いますので、この「Dnsys X1 Exoskeleton」を使えばよりスムーズに筋肉に余分な負荷がかかる事なく行動する事ができます。
使用中に交換可能なバッテリー
そしてこの「Dnsys X1 Exoskeleton」に使われているバッテリーはただ差し込んであるだけですので、交換もこの装置を身に着けた状態で古いバッテリーを抜き、新しいバッテリーを差し込む事がで、バッテリーも指先でつまめるくらいコンパクトで小さくポケットに入れて持ち歩く事ができ、長距離を移動する場合は予備のバッテリーを2〜3個入れて行っても何ら負担になる様なサイズではありませんので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
この記事へのコメントはありません。