iPhoneの充電規格MagSafeは磁石、磁力の持つ目に見えない力でお互いが外部の力に影響されず吸着し続ける、合体し続けると言う潜在能力を改めて私たちに知らしめてくれましたが、MagSafeの登場以降、iPhoneもそうですが、他のガジェットにも多く影響を及ぼしています。
磁力の良い所は、吸盤はいずれ空気が吸盤の中に入り込んで剥がれ落ちてしまいますが、磁力は落ちる事がなくずっと外すまではその状態を維持する事ができ、なおかつ簡単に時間もかからず素早く脱着できる所です。
そんな磁力をうまく利用したLED懐中電灯「Spark」を今回はご紹介致します。
4つの形状にトランスフォーム
今回紹介するLED懐中電灯は光源となるヘッド部分と、バッテリーを内蔵したホルダーで構成されており、ホルダーは4つの種類があります。
1つ目の”ハンドル”は文字通り懐中電灯モードとして使う為のハンドルで、ヘッド部分をハンドルに装着する事でごくごく普通のLED懐中電灯と同じような使い方ができます。
次にこの「Spark」の便利さを如実に表しているのが頭に装着するための”ヘッドライト”で、懐中電灯ですと片手しか使えませんが、ヘッドライトだと両手が使え作業等する際に便利ですし、その両方どちらにもなると言うのはとても魅力的です。
そして3つ目のホルダーは”バイクマウント”で、自転車用LEDライトとして使う為のマウントで、自転車に乗っている間は自転車用ライトとして、降りたらLED懐中電灯やヘッドライトとして使えると言う事で効率的に使えると言うのもポイントです。
そして最後のホルダーは”ランタン(ディフューザー)”で、乳白色のカバーをヘッドに被せる事で光源は360°拡散するので、停電した時の為にこのホルダーも一緒に持っておくと安心ですし、アウトドア好きでキャンプによく行かれる方なら必須ですよね。
そしてまたこの「Spark」はN52ネオジウム磁石を使っているのもポイントの1つで、MagSafe対応製品で使われているネオジウム磁石がN42やN45あたりで、このあたりのネオジウム磁石の磁力も強力なのですが、N52は更に強力で、自転車用マウントだとオフロードで荒れた野山を走行したとしても落下しないくらいの強力な磁力を持っていますので、光源落下の危険性もなく安心して使えます。
フォーカス調整とディマーリング
次にこの「Spark」の便利な所は焦点距離を変える事ができる事です。ヘッドのレンズの入っている部分の筒状のパーツを引っ張り出す事で焦点を長くしたり、押し込む事で短くしたりする事ができ、長くする事でより遠くまで懐中電灯の光を飛ばす事ができ、その距離は最大150mになります。
一方フォーカスを短くする事で光はより広く拡散しますので、ヘッドライトモードで目の前周辺を均一に明るく照らし出したいと言った際に便利ですし、少し遠くを明るく照らし出したいと言うのであればフォーカスを長くする事で遠くまで飛びますので、見たい所を鮮明に照らし出して見る事ができます。
またヘッド部分のディマーリングを回す事で明るくしたり暗くしたりする事ができるのですが、リングの回す量で明るさを調整できると言うのがポイントで、一般的には明るさを強中弱と言った3段階に変えられたりと言うLED懐中電灯は多いのですが、この「Spark」の様にリングを回す事で光量を変える事が出来ると言う様なLED懐中電灯は少なく、ですがちょうど良い明るさに調整できるのが通好みだなと感じさせる部分でもあります。
アプリや音声でコントロール
そしてこのLED懐中電灯、懐中電灯なのにBluetoothでスマートフォンと繋がり、そしてスマートフォンで明るさをコントロールする事ができるのです。
ですがBluetoothでiPhoneと繋がっている事でSiri経由で「Spark」の明るさをコントロールできますので手を塞がっている様な時には断然便利ですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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