よく切れる刃って危ないと言うイメージを持たれたる方が多いのですが、実際のところ刃物と言うのは切れ味が良い方が怪我が少なく、逆に切れない刃で切り辛いものを切る方が余分な力が入ってしまい手を滑らせて手や指を切ってしまったりと言う事が増えます。
そこでオススメなのがスカルプブレードと言う手術に使われるメス刃と呼ばれる交換式の刃を使ったナイフで、ご想像通りよく切れるのは間違いありません。
そしてまたスカルプブレードには様々な形状の非常に豊富なバリエーションがあるのですが、折り畳み式のナイフに使えるスカルプブレードと言うのはストレートな刃を持つものばかりなのですが、今回紹介する折り畳みナイフ「Tiflex」では何と同ジャンルの製品では使えなかったかぎ爪の様な形状をした#12の刃が使用可能です。
引っかけて軽く引く
今回紹介する折り畳みナイフ「Tiflex」にはデフォルトで#12のかぎ爪の様な形状をしたスカルプブレードが使われており、このかぎ爪の様な形状をした刃は力を入れずに引いてカットする事ができます。
例えばナイフを使ってダンボールに貼られたテープをカットすると言った場合に普通のナイフですと一定の深さにナイフの刃先を入れた状態で引かなければ誤って刃先を差し込み過ぎてダンボールの中に詰められた商品のパッケージなどを傷つけてしまったりします。
ですので不安定な場所でダンボールのテープをカットするのは非常に難しいのですが、この#12の刃を使えば刃先をダンボールのテープにプスッと差し込む後は刃を水平に引くだけでテープは簡単にカットする事が出来ますし、刃がダンボールの中に深く突き刺さり中のパッケージを切ってしまったりと言う事もありません。
そしてこのかぎ爪の様な#12のスカルプブレードは引っ張りながら切ると言った、通常のナイフの刃とは違う使い方をするため、力強く押し込んでしまったが為に手が滑って刃に指が触れて切ってしまうと言う様な事がありませんし、引っ張って切るこの刃の場合、硬くて切り辛くても力を入れる方向は引っ張る方向ですので誤って指が刃の方へ移動すると言った事がないため安全です。
また引っ張ってカットできるかぎ爪型の刃は、ほんの少しの力加減で精密なカットを行う事が出来ますので、曲線にカットしたり、完全にはカットせず浅く刃を入れて切り込みを入れたりと言った作業などにも向いています。
セーフガード
次に折り畳みナイフの場合、刃が開閉するために誤って刃が開いたり、閉じたりする事が1番懸念されます。
そこでこの「Tiflex」では刃を折り畳んだ状態では刃が誤ってバッグやポケットの中で開いたりしない様に少々、刃が開く方向に力が加わった程度では自動的に刃は柄の中に戻る様に設計されておりなっており、刃が誤って開いてしまい、それを知らずにバッグやポケットの中に手を入れて開いた状態のナイフの刃に手や指が当たって切ってしまったりしない様に設計されています。
そしてまた、刃を開いた状態でも手が滑ったり誤って刃が閉じてしまって指を怪我したりする事がないかと言う事が心配になりますが、この「Tiflex」では#12の刃を使う場合は引いてカットしますので、手元を誤って滑らせて指を刃で切ってしまうと言う様な事はありませんし、刃のホルダーも板バネよって刃が閉じない様に固定される様になっていますし、板バネはある一定以上の強い力を刃に加えて閉じないと閉じない様になっており、使用中に力を加える方向とは真反対の力を加えないと刃は閉じないのでこれも安全です。
それでいてこの折り畳みナイフは「Tiflex」ナイフそのものの大きさもありますが片手でも開閉操作する事が出来ますので、片手が荷物が塞がっている際には反対の手だけで刃の出し入れが可能なのも便利な所です。
6種類の刃が使用可能
そしてこの折り畳みナイフには#12のブレードが使用可能なだけでなく、#10や#11、#11a、#15、#15c更には#23と言った従来の同ジャンルの製品が使っていた交換刃がこの「Tiflex」では付け替えて使用する事が出来る様になっています。
そしてまたどの刃を使ったとしても折り畳んだ際の大きさは長さ約55mm、重さ6.6gとさすがチタン合金製だけあって軽くコンパクトで、キーリングを通す事ができる穴も設けてあり、キーホルダーなどに取り付けて持ち歩く事も出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/titaner/tiflex-a-mini-titanium-folding-knife-of-super-sharpness
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