現行の15インチMacBook Proの重さはおそよ1.5kg程度あります。その重さを支えるノートPCスタンドはその重さを支える為に堅牢さと安定感が要求されます。
その為に多くのノートPCスタンドは立てた時の角度に制約があり、角度が変えられるものでも3段階、5段階と言った決められた角度でしか角度をつける事ができません。
ですが机の高さ、使う人の背の高さ、また使う人の座る姿勢や周囲の照明の当たり具合でディスプレイの見やすい角度と言うのは変わって来ますし、この見やすい角度と言うのは実はあまり広くなく2〜3度違うとたちまち見辛くなってしまいます。
ですから水平から垂直まで自由に角度をつける事ができる”The Ridge Stand”は非常に画期的なノートPCスタンドでした。
その”The Ridge Stand”が今回素晴らしいバージョンアップを果たして「The Ridge Stand 2.0」として戻って来ました。
では今回「The Ridge Stand 2.0」となって何がバージョンアップしたのか?
その1つはオプションにはなってしまうのですが、脱着可能な冷却用ファンが加わました。
これが何が画期的なのかと言いますと、折りたたみ式のノートPCスタンドで冷却ファンが付属しているものがないからです。
元々MacBook Proでも冷却用のファンが内蔵しており、CPUやGPU負荷の大きいFPSゲームをプレイしたり、動画の編集をしたりして内部温度が上がると冷却ファンが回ってPCの温度が上がらない様にしていますが、その冷却能力には限界があり高負荷な状態が続くとバッテリー温度が上がり、バッテリーの劣化を早めます。
ですから冷却ファンでPCの冷却の補助をすると言うのはバッテリーや内部の部品の寿命を縮めない為にも重要なのです。
そしてもう1つ、USBハブ等を固定する為のクリップもオプションで用意されており、USBメモリーやUSB接続のキーボードやマウスを使う方にはUSBハブをスタンドと一体化させる事のできるこのクリップは非常に魅力的です。
その他にも細かな部分で改良された部分がいくつかあります。その1つがノートPCを乗せる!?引っ掛けるフック部分のゴム製のバンパーが以前のものは薄っぺらなシート状のものが貼り付けてあるだけだったのが、厚みのあるバンパーに変えられ、厚みの薄いノートPCやタブレットを乗せた時にディスプレイをタップしてガタガタと動く事がない様になっています。
そしてシリコン製のシートも増やされ凹凸を付ける事で重いノートPCを乗せた時にスタンドそのものが滑ったり、スタンドがノートPCの重みで開いたりしない様に工夫され、以前にも増して安定感・安心感のあるスタンドへと変貌しています。
またこれら工夫はタブレット用スタンド、スマートフォン用スタンドにも同様に施されています。
そして今回、AppleWatch用スタンドがラインナップされています。Apple Watch用の磁気充電ケーブルが固定できる様になっているこのスタンドも他のスタンド同様に水平状態から垂直状態へと変える事ができる様になっていますので、実際にどの様な感じでノートPCやタブレット、スマートフォンを置く事ができるのかは下記URLにてご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/theridgestand/the-ridge-stand-20
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